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UPDATE1: ギリシャ債務元本減免に議論の余地、構造改革履行が前提=独連銀総裁
2012年11月16日 / 18:52 / 5年前

UPDATE1: ギリシャ債務元本減免に議論の余地、構造改革履行が前提=独連銀総裁

 [ベルリン 16日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのバイトマン独連銀総裁は16日、ギリシャに新たなヘアカット(債務元本の減免)が必要かどうかは議論の余地があるが、そうした措置は同国が必要な構造改革を履行した場合にのみ認めるべきとの考えを示した。

 南ドイツ新聞が催したイベントで述べた。

 ギリシャの支払能力回復に向けた支援をめぐっては、国際通貨基金(IMF)がユーロ圏諸国によるヘアカットの必要性を主張する一方、ユーロ圏最大の支援拠出国であるドイツがヘアカットは違法として繰り返し拒否するなど両者の間で溝が埋まらず、ギリシャ向けの次回融資は宙に浮いたままとなっている。

 

 バイトマン総裁は「ヘアカットの必要性が生じるかは議論の余地がある」とした上で、財政を持続可能な基盤に戻すための諸改革をギリシャが遂行した場合の見返りとしてのみヘアカットは意味をなすと指摘。

 ヘアカットの実施により信頼を示すことが正しい動機となるのか、諸改革が実行された場合に、資本市場への復帰に向けいずれ必要になり得るとしてヘアカットを設定することに意味はないのか、疑問が生じると述べた。

 ヘアカットを行うタイミングの重要性も強調し、現時点では尚早だと言明。「債務減免はきょうにでもできるが、財政が持続可能でなければ10年後も現在と状況は変わらない。それでは全く意味がない」と述べた。

 

 ECBがヘアカットに参加するかには言及しなかったが、ドラギECB総裁は今月、ギリシャ支援のためにECBとしてできることはほとんど残されていないとの立場を示している。

 

 ECBの新たな債券買い入れプログラム(OMT)の前身である証券市場プログラム(SMP)をめぐりドイツ出身のECB当局者がこれまでに2人辞任していることについては、影響はないと言明。OMTは金融政策の「中核」から外れていると主張する一方、自身が辞任する可能性はないと述べた。

 

 総裁は、フランスの財政再建は可能との認識も示した。

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