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対キプロス支援、ESM銀行直接注入なければ債務は持続不可能な水準に=中銀総裁
2012年12月12日 / 13:31 / 5年後

対キプロス支援、ESM銀行直接注入なければ債務は持続不可能な水準に=中銀総裁

 [ニコシア 12日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデメトリアデス・キプロス中銀総裁は12日、欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)からの金融支援をめぐり、欧州安定メカニズム(ESM)が国内銀行に直接資本を注入しなければ、キプロスの債務水準は対国内総生産(GDP)比で140%まで押し上げられるとの見方を示した。

 11夜に行った銀行関連会合での講演内容が12日、公表された。

 ギリシャへのエクスポージャーで経営危機に陥ったキプロス銀の資本増強には、GDPの半分以上の規模に相当する最大100億ユーロが必要と見込まれている。デメトリアデス総裁によると、これは「銀行救済の対GDP比規模では、1997年のインドネシアの例に次いで2番目」。

 キプロス支援コストは推定で総額175億ユーロ。このうちネットで115億ユーロは、100億ユーロが銀行向け、15億ユーロが財政赤字補てんで、債務水準をGDP比140%に押し上げるとしている。これはIMFが持続可能と見なす水準を上回る。

 だがデメトリアデス総裁は、国内銀への65億ユーロの支援がESMから直接注入されれば、債務の対GDP比率を100%まで引き下げることが可能との見方を示した。

 だが銀行への直接注入は、EU諸国が進めている銀行同盟の創設に向けた進ちょく状況に左右されるとも指摘。「困難だが、銀行同盟に関して歩み寄りが得られると慎重ながらも楽観している」と述べた。

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