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UPDATE3: サントリーが食品・飲料部門を来夏にも上場、4000―5000億円を調達
2012年12月12日 / 01:51 / 5年前

UPDATE3: サントリーが食品・飲料部門を来夏にも上場、4000―5000億円を調達

*サントリーの海外M&Aの数字と日本企業のIPOの金額を加筆しました。

 [東京 12日 ロイター] サントリーホールディングス[SUNTH.UL](大阪市北区)が、食品・飲料を手がける子会社サントリー食品インターナショナルの株式公開(IPO)を計画していることが12日、明らかになった。複数の関係筋によると、上場時期は2013年夏ごろで、調達額は4000億―5000億円を目指す。親会社で持ち株会社のサントリー本体の株式は非公開のままで創業家の影響力を残す一方、主要部門(子会社)の株式公開で資金調達を柔軟に行える体制を整える。

 市況が回復していれば、調達額は予定を上回る可能性がある。株式の募集は国内外の投資家を対象に行われるグローバルオファリングになる予定で、複数の日系、外資系の証券会社を主幹事に内定した。

 サントリー食品インターナショナルは、国内外の食品・飲料部門を担う中核子会社。2020年に売上高2兆円を目指す中期計画を打ち出しており、海外事業展開を加速させている。2011年には、傘下に「サントリー食品アジア」を設立し、東南アジアを中心としたM&A(合併・買収)事業を移管。買収を加速させる体制を整えている。

 2011年12月期の売上高は9705億円。2009年にフランスの大手飲料メーカー「オランジーナ・シュウェップス」を3000億円超で買収したほか、2011年にはインドネシアにガルーダフードグループとの合弁会社「サントリー・ガルーダ・ビバレッジ」を設立し、東南アジアでのビジネス基盤としている。

 ロイターの調べによると、サントリーが2000年以降、海外で行ったM&Aの総額は約4500億円。

 サントリーの広報担当者は「報道された内容について、具体的に決定した事実はない」とコメントした。

 一方、日本企業のIPOをめぐっては、件数は回復傾向にあるものの、金額は今年9月に再上場し約6700億円を調達した日本航空(9201.T)を除くと、依然低水準にある。トムソン・ロイターによると、2012年1月─11月末までの日本企業のIPOは金額ベースで約9000億円。サントリーの食品・飲料部門がIPOすれば、JAL以来の大型上場になる可能性がある。

(ロイターニュース 清水律子、江本恵美、編集:佐々木美和)

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