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UPDATE1: アジア通貨動向(16日)=下落、景気見通し悪化でSドルが5週間ぶり安値
2012年11月16日 / 07:57 / 5年前

UPDATE1: アジア通貨動向(16日)=下落、景気見通し悪化でSドルが5週間ぶり安値

 [シンガポール 16日 ロイター] 16日のアジア通貨は総じて下落した。景気見
通し悪化でシンガポールドルSGD=D3が5週間ぶり安値を付けた。引き続き米「財政の崖」
問題をめぐる懸念も影を落としている。
 エコノミストの間では、「財政の崖」による米国景気の落ち込みが、輸出依存型のアジ
ア経済に打撃を与えることが懸念されている。
 この日発表された第3・四半期のシンガポールの国内総生産(GDP)は前期比年率
5.9%減。政府は2012年の成長見通しを下方修正した。
 ウェストパック(シンガポール)の為替ストラテジスト、ジョナサン・カベナフ氏は
「アジア通貨は下落方向の調整リスクが高まっているようだ。より広範囲のアセットクラ
スに対するセンチメントは良くない」と述べた。

 韓国ウォンは下落。ディーラーによると、オフショアファンド勢の売りから国内のイン
ターバンク投機筋がドルのショートカバーに動いた。ただ、輸出業者が安値拾いの買いを
入れたという。
 ソウルの外銀のシニアディーラーは「造船業者は依然として売るべきドルを保有してい
るため、ウォンの支援要因となる可能性がある。ただ、当局の介入姿勢もあるため、これ
以上ウォン高が進まないかもしれない」と述べた。

 マレーシアリンギは、一時1ドル=3.0765リンギと10月11日以来の安値を付
けた。インターバンク投機筋が損失を限定させるためドルのショートカバーを急いだ。今
後は3.0825リンギまでリンギ安が進行する可能性がある。

 フィリピンペソは、シンガポールドルとウォン相場が一段と下げる中、短期筋が引き続
きドルのショートカバーを入れたため、午後の取引で下げ幅を拡大した。
 ただ、フィリピン経済のファンダメンタルズは強いことから、押し目が買い好機となる
可能性がある。
 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事はフィリピン経済について、堅実な財政・
金融政策から2013年の成長率が約5%になる可能性が高いとの見方を示した。

 *0640GMT(日本時間午後3時40分)現在のアジア地域の通貨の対米ドル相場
は以下の通り。

 円            80.93
 シンガポールドル       1.2289
  台湾ドル              29.140
 韓国ウォン            1092.10
  タイバーツ              30.75
  フィリピンペソ          41.41
 *インドネシアルピア      9620.00
  インドルピー           54.99
 マレーシアリンギ        3.0760
 人民元              6.2377

 *インドネシアの金融市場は祝日のため休場。

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