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特集アベノミクス

小池氏勢力過半数うかがう

 国政への影響が注目される東京都議選(7月2日投開票、定数127)について、共同通信社は24、25の両日、都内の有権者約千人に電話世論調査を実施した。投票先は、小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」と自民党が20%台半ばで拮抗し、第1党に向け接戦となっている。情勢取材も加味すると、公明党なども含めた小池氏の支持勢力では、過半数の議席確保をうかがう勢いだ。

静岡県知事選投票始まる

 任期満了に伴う静岡県知事選は25日朝から県内1162カ所の投票所で投票が始まった。即日開票され、同日夜に大勢が判明する見通し。

豊田氏を「あれ女性です」

 麻生太郎副総理兼財務相は24日、新潟県新発田市で開かれた自民党麻生派議員の会合で講演し、秘書への暴行問題で離党届を提出した豊田真由子衆院議員について「学歴だけ見たら一点の非もつけようのないほど立派だったけど。あれ女性ですよ女性」と述べた。

首相「獣医学部を全国に」

 安倍晋三首相は24日の神戸市の講演で、国家戦略特区制度を活用して獣医学部新設を全国的に広げていく意欲を表明した。日本獣医師会の要望を踏まえて1校に限定した結果、首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」が選ばれ「国民的な疑念を招く一因となった」と説明した。野党が指摘する「加計ありき」の選定も改めて否定した。

自民改憲案、秋国会へ提出

 安倍晋三首相(自民党総裁)は24日、神戸市で講演し、憲法改正について「来るべき臨時国会が終わる前に、衆参の憲法審査会に自民党案を提出したい」と述べ、秋に想定される臨時国会で自民案を出し議論を進める考えを表明した。教育無償化にも言及し、改憲の重要課題だと指摘した。7月のドイツでの国際会議に合わせ、欧州連合(EU)首脳との会談を実現させ、経済連携協定(EPA)の大枠合意を図ることに意欲を示した。

前文科次官「文書は事実」

 政府の国家戦略特区制度を活用した学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を巡り、文部科学省の前川喜平前事務次官は23日、東京都内の日本記者クラブで記者会見した。安倍晋三首相の意向を伝える萩生田光一官房副長官の発言とされた文書の内容は「ほぼ事実だと思う」と主張。あくまで想像とした上で、萩生田氏の関与について「示唆か提案か、あった可能性は高いと思う」との見方を示し、首相に「先頭に立って説明責任を果たしてほしい」と求めた。

首相、4野党の面会拒否

 民進党の野田佳彦幹事長は23日東京都内の街頭演説で、民進、共産、自由、社民の野党4党が求める臨時国会召集に関し、安倍晋三首相に直接要請しようとしたが、官邸に面会を断られたと明らかにした。「真摯に説明責任を果たしたと言えるのか。安倍政権のおごりだ。強権的な国会運営、権力の私物化だ」と述べた。

コラム:円高休止の謎、日銀が恐れる次の展開=村田雅志氏

[東京 22日] - 2017年1─3月期の実質国内総生産(GDP)の2次速報値は、前期比年率プラス1.0%と、1次速報値の同2.2%増から大きく下方修正されたが、5四半期連続のプラス成長を維持した。1年を超えてGDP成長率が前期比でプラスを続けるのは2005年から2006年にかけて以来のこととなる。

都議選259人立候補、論戦開始

 東京都議選は23日告示され、本格的な論戦がスタートした。立候補の届け出は午後5時に締め切られ、候補者は前回を6人上回る259人で確定した。地域政党「都民ファーストの会」を率いる小池百合子知事は加計学園問題を引き合いに、対立する自民党に攻勢をかけた。自民は、小池氏が告示直前に示した「豊洲市場への移転と築地再開発」の基本方針を疑問視し、同氏に対する批判を強めた。