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米金融政策

来週は米政権の混乱と北朝鮮リスクで一段のドル安も

来週の外為市場でドル/円は、下値リスクが意識されている。トランプ米政権の混乱が深まる中、米株式市場が軟調に推移すればリスク回避が広がり、円やスイスフランなど逃避先通貨の買いが進みそうだ。また、北朝鮮情勢への懸念が拭えず、地政学リスクも円への逃避買いを招きやすい。

コラム:米株高に歯止めがかかった本当の理由=村上尚己氏

[東京 17日] - 前回7月20日掲載のコラム「株高楽観の落とし穴」では、NYダウが最高値を更新し、米金利は低下するという「株式と債券市場のかい離の拡大」は長続きしないと述べた。その上で、株式市場の調整が先行し、低下していた金利に追いつき、為替市場では短期的に円高ドル安に動くとの見通しを示した。

ドルが対ユーロで上昇、対円・スイスフランでは下落=NY市場

17日のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロに対して上昇した一方、円とスイスフランに対しては下落した。欧州中央銀行(ECB)理事会の議事要旨公表後にユーロが売られたが、ゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任するとの憶測により、ドルは不安定な動きとなった。

FRB、インフレ鈍化懸念、動向注視で一致=FOMC議事要旨

米連邦準備理事会(FRB)が16日公表した7月25-26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨によると、一部のメンバーは物価の弱含みが一時的であることが確認できるまで利上げを待つことを主張した。最近の緩慢なインフレ率に対する当局者の懸念が高まっている様子がみられた。

FRB、インフレ軟調でも利上げ継続必要=クリーブランド連銀総裁

米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は16日、米国のインフレ率がこのところ軟調となっているものの、米経済は安定成長と賃金上昇に向けた軌道に引き続き乗っているため、連邦準備理事会(FRB)は追加利上げを遅延する必要があるとは考えていないとの立場を示した。

ドル下落、FOMC議事要旨で利上げ先送り観測=NY市場

16日のニューヨーク外為市場では、ドルが下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で物価上昇力の弱さに対する政策担当者の懸念が強まったことが判明し、連邦準備理事会(FRB)が利上げを先送りする可能性が示唆されたため、ドル売りにつながった。