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外為フォーラムコラム

コラム:ドラギECB、緩和縮小開始の決断は秋か=田中理氏

[東京 21日] - 欧州中央銀行(ECB)による資産買い入れの段階的な縮小(テーパリング)開始に向けた何らかの示唆があるかに注目が集まった20日の理事会では、来年以降の買い入れについての議論を秋にすることが示唆され、具体的な検討は持ち越された。

コラム:日銀の金融政策に対する「7つの疑問」=佐々木融氏

[東京 21日] - 日銀は20日の金融政策決定会合で、予想通り金融政策を据え置く一方、2%の物価目標達成時期に関する予想を、これまでの「2018年度ごろ」から「2019年度ごろ」に先送りした。ただ一方では、景気に対する総括判断を上方修正しており、日銀の金融政策はますます市場参加者にとって難解なものになってきたと言えそうだ。

コラム:株高「楽観」の落とし穴=村上尚己氏

[東京 20日] - 前回6月7日付のコラム「株高と債券高、偽シグナルはどちらか」では、1)米国の株高と債券高は持続しない、2)米国など株式市場は楽観方向に過度に傾いている、との認識を筆者は示した。

オピニオン:見えてきた「トランプ対世界」=安井明彦氏

[東京 19日] - トランプ米大統領誕生から半年。浮かび上がってきたのは、自由貿易主義を表看板に掲げた「米国包囲網」の形成であり、「トランプ対世界」の構図だと、みずほ総合研究所の安井明彦・欧米調査部長は指摘する。

コラム:金融政策格差と中国安定に宿る円高抑止力=岩下真理氏

[東京 18日] - 先週末14日にNYダウは最高値更新、週明けは高安まちまち、ナスダックも高値圏での推移を続けている。これから決算シーズンが本格化する。トムソン・ロイターによると、米主要500社の4―6月期決算は前年同期比8.2%の増益となる見通しだ。前期の2桁増益に比べて鈍化するが、企業部門の力強さは続いている。

コラム:ドル円、ロシアゲート乗り越え上昇へ=尾河眞樹氏

[東京 14日] - トランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏が大統領選中に、父親にとって有利な情報を得ようと、ロシア政府の弁護士という触れ込みの女性、ナタリア・ベセルニツカヤ氏と面談した問題が波紋を呼んでいる。

コラム:米株高と円安の「逆回転」リスク=村田雅志氏

[東京 13日] - 世界の株式市場は、米国を中心に堅調に推移している。ダウ工業株30種は、12日の終値で2万1532.14ドルとほぼ1カ月ぶりに過去最高値を更新。S&P総合500種も2443.25に上昇し、過去最高値(2453.46)に迫った。

オピニオン:タカ派の波で世界景気腰折れは杞憂か=青木大樹氏

[東京 12日] - 低成長・低インフレにもかかわらず、欧米主要中銀がタカ派姿勢を強めている背景には、緩和的な金融政策継続に伴う資産バブルへの警戒感があるとUBS証券ウェルス・マネジメント本部の最高投資責任者(CIO)兼チーフエコノミストの青木大樹氏は指摘する。タカ派の波に取り残された日銀もいずれ、量的目標の撤廃など金融政策正常化を迫られると読む。

コラム:世界景況感改善で現実味増す円安シナリオ=鈴木健吾氏

[東京 12日] - 筆者は1月の当コラム「ドル120円は年後半まで持ち越しか」で、2017年のドル円相場について、年前半は米大統領選挙後の急上昇に対する反動などもあって調整的な値動きを予想。その後の年半ば以降に、1)世界的なリスクの後退、2)米国への期待、3)日銀の緩和継続、の3つを材料にドル高円安となる展開を予想した。