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日韓関係

見直しは元慰安婦支援に「逆行」

 国連の拷問禁止委員会が慰安婦を巡る2015年の日韓合意の見直しを勧告した問題で、日本政府の反論文書の全容が24日までに、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のホームページに公表された。合意見直しは、元慰安婦を支援する韓国の「和解・癒やし財団」の事業を困難にし、元慰安婦の心の傷癒やしに「逆行している」と批判した。

日韓首脳会談7月軸

 日本政府は20日、安倍晋三首相と韓国の文在寅新大統領との会談について、遅くとも7月中に開催する方針を固めた。同月上旬にドイツで開く20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせて実施する案を軸に据える。それ以前の文氏来日の実現可能性も模索している。複数の日韓関係筋が明らかにした。慰安婦問題の最終解決を確認した日韓合意の扱いが焦点になる。

首相「未来志向の日韓関係を」

 安倍晋三首相は18日、韓国大統領特使の文喜相国会議員と官邸で会談し、文在寅大統領の就任を踏まえ、未来志向の日韓関係を構築していく考えで一致した。首相は「日韓は戦略的利益を共有する最も重要な隣国だ。大統領と未来志向の関係を築きたい」と表明。文特使は「早急な首脳会談を望んでいる」と述べ、首脳が往来し合うシャトル外交の復活を求める親書を手渡した。

日韓、慰安婦問題で溝

 岸田文雄外相は17日、韓国の文在寅大統領が特使として日本に派遣した文喜相国会議員と外務省で会談し、慰安婦問題に関する2015年末の日韓合意の重要性を指摘した。文特使は「韓国国民の大多数が受け入れられない雰囲気だ」と伝え、日韓の溝が改めて表面化した。双方は未来志向の関係構築では一致。北朝鮮対応での米国を交えた連携強化も確認した。

日韓首脳が電話会談、北朝鮮問題で連携確認 慰安婦合意にも言及

安倍晋三首相は11日、韓国の文在寅・新大統領と初の電話会談を行い、北朝鮮情勢を巡る連携強化を確認した。慰安婦問題に関する日韓合意については、安倍首相から「未来志向の関係を築くための欠くことのできない基盤」との考えを伝えた。萩生田光一官房副長官が電話会談後に記者会見で明らかにした。

日韓合意の実施が極めて重要=韓国新大統領就任で菅官房長官

菅義偉官房長官は10日午前の会見で、慰安婦問題に関する日韓合意の再交渉を掲げて大統領選に臨んだ文在寅氏が韓国大統領に就任したことに関して「日韓合意は国際社会からも高く評価されており、日韓それぞれが責任をもって実施することが極めて重要だ」との考えを示した。

韓国、THAAD巡る中国の措置を調査=聯合ニュース

韓国の尹炳世外相は3日、在韓米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備を巡って報じられている中国の措置について、国際規範に反していないかどうか調査すると述べた。聯合ニュースが伝えた。

釜山の少女像は遺憾、駐韓大使一時帰国など対抗措置=菅官房長官

菅義偉官房長官は6日の会見で、韓国の市民団体が釜山市にある日本の総領事館前に従軍慰安婦を象徴する少女像を設置したことに対し、「極めて遺憾である」とし、駐韓国大使の一時帰国や日韓通貨スワップ取り決め協議の中断など、4項目の措置をとると韓国側に伝えたことを明らかにした。