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〔マーケットアイ〕外為:ドル111円前半で小動き、日銀総裁のあいさつには動意薄か
2017年6月21日 / 05:05 / 5ヶ月後

〔マーケットアイ〕外為:ドル111円前半で小動き、日銀総裁のあいさつには動意薄か

[東京 21日 ロイター] -

<14:03> ドル111円前半で小動き、日銀総裁のあいさつには動意薄か

ドルは111.27円付近。

午後のドルは111円前半で小動き。値幅が上下15銭未満の限られたレンジにとどまっている。きょうは午後3時半過ぎに黒田東彦日銀総裁が全国信用金庫大会であいさつする予定だが、「先日の決定会合後の記者会見で散々しゃべったので目新しい話はなさそう」(国内金融機関)として、相場の動意は限定的になるとみられている。

市場は、黒田総裁が記者会見で日銀の金融緩和政策の出口戦略について何らかの見解を示すか注目していたが、総裁は、2%の物価目標達成まで「まだかなり距離がある」ため、今の時点で「出口の手法や順序を示すのは難しい。具体的な話をするのはかえって混乱を招く」との従来見解を繰り返した。

<12:13> 正午のドル/円は方向感出ず、111円前半で戻り鈍い

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ややドル安/円高の111.26/28円だった。株安は想定の範囲内とされ、ドル/円は底堅さが意識された一方、買い上がる材料に乏しく戻りは鈍く、111円前半でもみ合い方向感は出なかった。

ドル/円は朝方に国内勢の参入とともに111円前半へと下押しされた。日銀金融政策決定会合の議事要旨(4月26・27日分) が発表されると、やや円売りの流れとなり111円半ばに持ち直した。

議事要旨では、多くの委員が「物価2%目標にはなお距離、強力な金融緩和推進が適切」との認識を示したことなどが伝わった。

その後、111円前半に押し戻されたが、仲値公示を挟んで国内勢のドル買いが観測され、一時111.42円に持ち直した。ただ、勢いは続かず、正午にかけてじり安となり一時111.24円に再び下落した。

日経平均株価はマイナス圏で推移したが「これまでのところ想定内の下げにとどまっている」(国内金融機関)との見方が出ていた。前日には米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁など米連邦準備理事会(FRB)高官によるタカ派寄りの発言が伝わり、相場の支えになっているとの声も聞かれた。

<11:09> ポンドの上値重い、英中銀総裁のハト発言の影響継続

ポンド/ドルは1.2628ドル付近、ポンド/円は140.60円付近で、ともに上値は重い。 イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のカーニー総裁が20日、今は利上げの適切な時期ではないと述べ、欧州連合(EU)からの離脱交渉に臨む中で賃金上昇の鈍化や収入への悪影響に警戒感を示したことを受けてポンドは急落。その後も上値が重くなっている。

英中銀は15日、5対3で金利据え置きを決定した。前回の金融政策委員会(MPC)での7対1から、予想外に利上げ支持が3人に拡大したことで早期利上げへの思惑が強まっていた。

もともと欧州連合(EU)離脱交渉がすんなり進むとの楽観的な見方は支配的ではなく、ポンドは買いにくい地合いとされていた。市場では「インフレ上昇による利上げの思惑がポンド安を押しとどめていたが、総裁発言ではしごを外された」(外為どっとコム総研の調査部長、神田卓也氏)との声が聞かれた。

カーニー総裁は「個人消費やビジネス投資についてはまちまちな信号が発せられており、国内のインフレ圧力が依然弱いことからすれば、まだ調整を行うべきタイミングではない」と主張した。

<10:17> ドル111円半ばにじりじり持ち直し、原油安は当面続くか

ドル/円は111.41円付近にじりじり持ち直している。

米原油先物が年初来安値圏の43ドル台にあることで、日本の貿易収支改善の思惑や、株安によるリスク回避を通じてドル/円の下押しが強まりかねないとして、警戒されている。

足元の原油価格について「オーバーシュート気味ではあるものの、当面は上値の重さがつきまといそうだ」と石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の主席エコノミスト、野神隆之氏は指摘する。

石油輸出国機構(OPEC)による減産延長合意を経てもリビアやナイジェリア、米国で増産の思惑が強まっており、需給引き締まりの時期が遅れるおそれが意識されているという。投機的な売りの巻き戻しが出たとしても、持ち直しは限定的とみられている。

反転のきっかけとしては、需要サイドで米原油在庫が減少するかどうかがひとつの焦点になりそうだ。「2─3週にわたって減少し、OPEC減産の効果が現れていると市場が確信をもてないと価格は上昇しにくい」(野神氏)という。

<9:39> ドル111円前半でもみ合い、日銀会合議事要旨でやや円売りも

ドル/円は111.31円付近でもみ合っている。

日銀金融政策決定会合の議事要旨(4月26・27日分) が発表され、多くの委員が「物価2%目標にはなお距離、強力な金融緩和推進が適切」との認識を示したことなどが伝わり「やや円売りの流れが出た」(国内金融機関)という。一時111.41円に持ち直した。

ただ、その後は再び押し戻された。前日の海外時間に2.15%付近に低下した米10年債利回りが2.16%後半へとやや持ち直した後、2.16%半ばへと重し戻されるのを眺め、ドル/円は一時111.26円まで下押しした。

日経平均株価が小安く寄り付いた後、下げ幅を拡げているが「今のところ想定内の下げにとどまっている」(国内金融機関)との声が出ていた。

<8:39> ドル/円は上値重い、FRB高官のタカ派発言は相場の支えに

ドル/円は111.29円付近で上値は重い。

前日海外時間には、米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派寄りの発言が続き、市場では「経済指標をみながら、ということではあるものの、相場の支えになっている」(国内金融機関)との声が聞かれた。

20日には米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁が、足元のインフレ指標の弱含みを不安視しており、2%のインフレ目標を達成できるか懸念を強めているとの立場を示した。

このほか、ボストン地区連銀のローゼングレン総裁はこの日、米国を含め世界で実施されている低金利政策は金融安定を脅かす恐れがあるとして、中銀関係者は政策決定でこうした懸念を勘案すべきとの認識を示した。

19日には、ニューヨーク連邦準備銀行のダドリー総裁が、米労働市場が一段と改善すれば物価上昇は強まるとの見方を示し、ドル買いが強まった。

<8:19> ドル111円前半で上値重い、米住宅指標に警戒感も

ドル/円は111.30円付近で上値は重い。

きょうは米中古住宅販売、住宅ローン・借換え申請指数といった住宅関連指標の発表予定があるが、市場では「先週末は住宅関連指標が下振れた際にドルが売られただけに注意が必要」(国内金融機関)と警戒する声が聞かれた。

米商務省が16日発表した米5月住宅着工件数は、年率換算で前月比5.5%減の109万2000戸と8カ月ぶりの水準に減少、市場予想の121万5000戸も下回った。

<7:54> ドル111.00─112.00円の見通し、リスクセンチメントにらみ

ドル/円は111.37円付近、ユーロ/ドルは1.1134ドル付近、ユーロ/円は124.01円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が111.00─112.00円、ユーロ/ドルが1.1090─1.1190ドル、ユーロ/円が123.70─124.70円とみられている。

ドル/円は、前日の海外時間のリスクセンチメントの弱さが持続するかがポイントになりそうだ。111円半ばを軸にしたもみ合いが見込まれるが「株価の下げが強まれば111円台前半に下押しそうだ」(国内金融機関)という。

きょうは日銀の黒田東彦総裁の発言機会があるほか、米中古住宅販売、住宅ローン・借換え申請指数などの発表が予定されている。

前日の海外時間では、米連邦準備理事会(FRB)高官らのタカ派寄りの発言がドルの支えになった一方、原油安を受けた株安や金利低下を眺めて終盤にかけて上値が重くなった。

全スポットレート(ロイターデータ)

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