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〔マーケットアイ〕外為:ドル111円半ば、米長期債利回りに連動した動き
2017年4月3日 / 07:05 / 8ヶ月後

〔マーケットアイ〕外為:ドル111円半ば、米長期債利回りに連動した動き

[東京 3日 ロイター] -

<15:52> ドル111円半ば、米長期債利回りに連動した動き

ドルは111円半ば。

米10年国債利回りは2.4018/2.4000%の気配。朝方一時2.3856%(ビッドサイド)まで低下していたが、午後に入って小幅に反発している。ドル/円の午後の値動きは、同利回りにほぼ連動している。

ユーロは1.0672ドル付近。

欧州中央銀行(ECB)のブラート専務理事は、ECBはデフレとの戦いに勝利したと述べ、さらなる金融緩和が必要な可能性は大幅に低下した、との見解を示した。

ユーロは同発言直後に1.0678ドル付近から1.0668ドル付近まで小幅に下落したあと下げ渋り、一旦1.0673ドルまで戻したものの、再び売られている。発言との因果関係は明らかではなく、ポジション調整の可能性もある。

<14:28> ドル111円前半、大統領令後もドル売り勢いづかず

ドルは111.45円付近で強含み。午後は米10年債利回りにほぼ連動して動き、同利回りが2.40%台に小幅反発したタイミングで強含んでいる。

トランプ大統領は3月31日、貿易赤字の削減を目指す大統領令を正式に発令。

トランプ氏は「不公正貿易」について「極めて重い代償を負う」と述べ、制裁関税などの強硬策も辞さない構えを示した。

同大統領令を受けてドルが110円台に反落する余地があるとみられていたが、31日の安値が111.25円、今日これまでの安値が111.13円と、ドル売りは勢いづいていない。

市場では「さまざまな政策の実現が遅れてはいるが、米国の実体経済がそこそこ良いのでオーケーという見方もあるようだ。とはいえ、6月の利上げが見えているわけでもない」(FX会社)との声が出ていた。

他方、「トランプ氏の政策は何ひとつ簡単に決まらないし、審議が進んだとしても歳出は小規模にならざるを得ない。さらに、予算決議不成立、政府機関閉鎖、国債発行残高の上限抵触もあり得る話だ。株式市場、債券市場がそろそろ諦めムードで、腹を決めようとしているさなか、為替市場だけが実体のないものに期待し続ける姿は異常に映る」(三井住友銀行、チーフストラテジスト・宇野大介氏)との意見も聞かれる。

<13:10> ドル111円前半、米大統領の支持率35%に低下、ギャラップ調査

ドルは111.35円付近で方向感に乏しい。ユーロは118.90円付近。

米10年国債利回りは2.3964%と、前週末のニューヨーク市場終盤とほぼ変わらず。

米ギャラップ社が29日に発表した最新世論調査結果によると、トランプ大統領の支持率は、就任後最低の35%に落ち込んだ。 大統領就任1年目で、支持率が40%を割り込んだのは、クリントン大統領以来。同氏の支持率は1993年6月に37%まで落ち込んだ。

トランプ氏の支持率は、前々週に医療保険制度改革(オバマケア)の見直しに向けた法案の撤回が響き36%まで低下し、既にクリントン氏の1年目の最低支持率を下回った。最新の聞き取り調査(3月26日から28日まで)では、さらに1%ポイント落ち込んで35%となった。大統領の支持率は、2月28日の議会演説が好意的に受け止められ、3月のはじめに一時45%に達していた。

大統領の就任全期間では、ニクソン氏が24%、カーター氏が28%、ブッシュ氏(父)29%、ブッシュ氏(子)25%など、1年目のトランプ氏の最低支持率を下回る結果も出ている。うち、3年目に最低支持率を記録したカーター氏と、4年目に記録したブッシュ氏(父)は2期目を務めることができなかった。

<12:14> 正午のドル/円は方向感出ず、週後半のイベントを前に手がけにくく

正午のドル/円は、先週末ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、若干ドル安/円高の111.34/36円だった。朝方の弱地合いから仲値公示にかけて持ち直したものの、その後は伸び悩み、方向感が出なかった。週後半に重要イベントを控え、手がけにくいとの声が聞かれた。

朝方のドル/円は先週末海外時間の地合いを引き継いでじりじりと値を下げた。先週末はニューヨーク(NY)連銀のダドリー総裁の利上げは急がないとの発言が伝わって米金利が低下し、ドルは対円で下落していた。

3月日銀短観発表後に一時111.13円に下押しした局面では「多少なり、金融政策的に『出口戦略』への思惑が出たのではないか」(国内金融機関)との声が聞かれた。

その後は、株価が小高く推移するのを眺めて、仲値公示を挟んでじりじりと持ち直し、一時111.40円に上昇した。

期初に関連したドル買いフローが一部で観測されたとの指摘が出ていた一方、朝方に売られ過ぎた分の修正が出ているに過ぎないとの声も聞かれた。

正午にかけてドル/円の戻りは勢いを失い、111円前半でのもみ合いに移行した。

週後半に米中首脳会談や米雇用統計の発表を控えており「手がけにくい」(邦銀)との指摘が多く聞かれた。今週は重要な経済指標の発表が複数予定されており、市場では「米金利の低下が一過性かどうか見極めたい」(別の国内金融機関)との声もあった。

きょうは米ISM製造業景気指数の発表を控えている。

<11:18> ドル111円前半で持ち直しの動き、期初のドル買いフローの観測も

ドル/円は111.37円付近で、朝方の下げからじりじりと持ち直す動きとなっている。株価も、やや持ち直してきている。「実需筋の期初に関連したドル買いフローも一部で観測された」(国内金融機関)との指摘も出ていた。

もっとも、市場では「売られ過ぎた分が修正されているに過ぎない。目先の手掛かりもなく、どんどん上がっていく様子はなさそうだ」(別の国内金融機関)との声も聞かれた。

<10:02> ドル111円前半、米中首脳会談めぐる思惑も重しに

ドル/円は111.28円付近。日銀短観の発表後に一時111.13円に下押した。株価が小高く推移するのを眺めて、仲値公示にかけ一時111.33円に持ち直したが、足元の上値は重い。

週後半に控える米中首脳会談をめぐる思惑も重しになっているもよう。トランプ米大統領は北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り中国の協力を得るため、通商問題をてこにする可能性を示唆するとともに、必要があれば米政府として単独で北朝鮮問題に対応する用意があるとの立場を示した。2日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)にインタビューが掲載された。

一方、米商品先物取引委員会(CFTC)が3月31日発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(3月28日までの1週間)によると、円売り越しが5万3181枚に縮小(前の週は6万6987枚)した。

3月24日に米医療保険制度改革(オバマケア)改廃法案が撤回されたことを受け、「トランプ政権の政策実行力に懐疑的な見方広がり、ドル買い/円売りが修正された」(国内金融機関)との声が出ていた。

ドルの対主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)の投機筋のポジションは、ネットロング(買い越し額)が4週間ぶりに減少。ドルの買い越し額(CFTCの発表に基づきロイターが算出)は152億7000万ドル。前週は184億4000万ドルだった。

<9:07> ドル111円前半で上値重い、日銀短観で「出口」の思惑か

ドル/円は111.20円付近で上値は重い。日銀短観を踏まえ「多少なり、金融政策的に『出口戦略』への思惑が出たのではないか」(国内金融機関)との声が聞かれた。

3月日銀短観では、企業製造業の業況判断DIは2四半期連続改善、大企業非製造業の業況判断DIは6四半期ぶり改善だった。

<8:34> ドル111円前半で上値重い、米金利低下は一過性か見極め

ドル/円は111.31円付近で上値は重い。先週末はニューヨーク(NY)連銀のダドリー総裁の利上げは急がないとの発言が伝わって米金利が低下し、ドルは対円で下落した。米10年債利回りは一時2.38%台に低下し、ドル/円は一時111.25円に下押しした。

今週は重要な経済指標の発表が複数予定されており、市場では「足元の米金利の低下が一過性かどうか見極めたい」(国内金融機関)との声が出ていた。きょうは米ISM製造業景気指数の発表を控えている。

ダドリー総裁は、連邦準備理事会(FRB)が早ければ年内にバランスシートの縮小に着手できるとの見解を示すと同時に、景気が過熱状態にないことは明らかとして金融引き締めを急がない姿勢を表明。市場ではハト派的な発言と受け止められた。

<7:57> ドル110.80─112.00円の見通し、米金利低下で上値重いか

ドル/円は111.30円付近、ユーロ/ドルは1.0670ドル付近、ユーロ/円は118.83円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.80─112.00円、ユーロ/ドルが1.0620─1.0720ドル、ユーロ/円が118.20─119.40円とみられている。

ドル/円は、米金利の低下が重しになりそうだという。先週末の海外時間には、米ニューヨーク連銀ダドリー総裁が金融引き締めを急がない姿勢を示したことが伝わり米長期金利が低下。外国為替市場ではドルが対円で売られた。

もっとも、国内勢からは新年度入りに伴うフローも見込まれ「株価がしっかりすれば、ショートカバー的な買い戻しもあるかもしれない」(国内金融機関)との声も聞かれた。

きょうは3月日銀短観や米ISM製造業景況指数などの発表がある。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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