February 20, 2017 / 12:09 AM / a year ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル112円後半で上値重い、貿易収支は5カ月ぶり赤字

[東京 20日 ロイター] -

<9:03> ドル112円後半で上値重い、貿易収支は5カ月ぶり赤字

ドル/円は、日経平均株価が安く始まり下げ幅を拡げる中、112.88円付近で上値の重い動きとなっている。

財務省が20日に発表した1月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は1兆0869億円の赤字となった。赤字は5カ月ぶり。これまでのところ、相場の反応は限られている。

輸出は前年比1.3%増の5兆4219億円で2カ月連続の増加。地域別では、米国向け輸出が同6.6%減、中国向け輸出は3.1%増だった。

一方、19日付の米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が関係筋の話として伝えたところによると、トランプ米大統領は、米国の貿易統計ついて、通商協定再交渉に向けた政治的議論を高めるような算出方法の採用を検討している。

同紙によると、いったん米国に輸入され、その後他国へ輸出された「再輸出品」の扱いが焦点になっている。新たな算出方法では、対メキシコの貿易赤字は現在の約2倍になるという。

トランプ大統領は北米自由貿易協定(NAFTA)など、既存の通商協定に批判的。貿易赤字を拡大させるような算出方法を採用することで、通商協定改定に向けた政治的勢いが加速するとWSJ紙は指摘している。

<8:42> ユーロの上値重い、仏大統領選への警戒感が重し

ユーロは先週末、大統領選を巡る不透明感からドルと円に対して売られた。仏10年債利回りは上昇し、仏独国債利回り格差も拡大した。ユーロ/円は20日早朝にかけて、約10日ぶり安値119.65円に一時下落した。

欧州ではギリシャ支援問題もくすぶっており「ユーロ売りのムードが強まらないか警戒は怠れない」(国内金融機関)との声が聞かれる。リスク警戒が強まればドル/円の下押しにもつながりかねないとの見方もある。

仏大統領選の左派系候補である与党・社会党など左派陣営のブノワ・アモン氏と共産主義の支持を集める急進左派のジャン・ルク・メランション氏の2人は17日、協力の可能性をめぐり協議していることを明らかにした。

掲げる政策は異なるため協力する公算は小さいとされるが、実現すれば、ルペン氏当選の可能性が高まるか、財政支出に積極的な極左系大統領が誕生すると懸念されている。

<7:46> ドル112.40─113.60円の見通し、株価にらんでもみ合い

ドル/円は112.96円付近、ユーロ/ドルは1.0622ドル付近、ユーロ/円は119.98円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.40─113.60円、ユーロ/ドルが1.0560─1.0660ドル、ユーロ/円が119.30─120.50円とみられている。

ドル/円は株価と金利をにらんで113円を挟んだもみ合いが予想される。米ダウが最高値を更新する中でドル/円は底堅さが意識される一方、「欧州の政治リスクも警戒されてきており、上値追いは限定的になりそうだ」(国内金融機関)という。

米国がプレジデンツデーで休みとなり、取引は薄くなりそうだ。イベントにも乏しい。主要な指標発表となる日本の1月貿易収支については「よほど想定外の数字とならない限り、反応は限られるのではないか」(別の国内金融機関)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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