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〔マーケットアイ〕外為:ドル114円前半を軸にもみ合い、米経済指標に関心
2017年2月15日 / 06:15 / 9ヶ月前

〔マーケットアイ〕外為:ドル114円前半を軸にもみ合い、米経済指標に関心

[東京 15日 ロイター] -

<15:07> ドル114円前半を軸にもみ合い、米経済指標に関心

ドル/円は114.37円付近でもみ合っている。

仲値公示にかけては国内勢のドル買いが観測されたものの、午後はフローが細ったもよう。午後3時にかけて一時114.46円に上昇したが間もなく失速し、114円前半に押し戻された。

きょうは米国で、消費者物価指数や小売売上高など複数の経済指標の発表が予定されており、ドル/円がもう一段高を試す契機になり得るかに関心が寄せられている。

もっとも、指標が無難な結果だったとしても「それだけで3月利上げを本格的に織り込む流れが出るとは想定しにくい。ドル/円は上昇しても115円に届くかどうかではないか」(国内金融機関)との見方が出ている。

一方、米株価が高値にあることで、リスクセンチメント面からドル/円は底堅いとみられており「弱い数字だった場合でも下押しは限られるのではないか」(同)という。

<13:35> ドル114円前半で小動き、個人投資家は取引レンジ狭める

ドル/円は114.33円付近で小動きとなっている。

複数のFX会社によれば、個人投資家は取引レンジを狭めているもよう。

足元では地合いの底堅さが意識されているが、個人投資家は「少し上昇すればすぐに利益確定に動いている。なかなか腰の据わった買いなり売りなりが出にくい印象」と、外為どっとコム総研の調査部長、神田卓也氏は指摘している。

個人投資家が慎重姿勢となっている背景としては、年初あたりからトランプ米大統領の不規則発言に相場が振り回された局面で「精神的にも懐具合的にもダメージを受けたようだ」(FX会社)との見方が聞かれた。

向こう1カ月のドル/円は、米利上げやトランプ政権の政策への思惑をにらみながら112─116円程度のレンジ推移になると、外為どっとコム総研の神田氏は見ている。

日米首脳会談やイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を織り込みながらドル/円のレンジは切り上がったと見られているが「市場はまだ半信半疑で、一気にレンジを上抜けていく様子ではない」(神田氏)という。

<12:12> 正午のドルは114円前半、悪材料を無視するも伸び悩み

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル高/円安の114.35/37円。

五・十日にあたるこの日は、仲値公示にかけて実需の買いフローが散見され、ドルは一時114.51円まで上昇した。その後はオプション関連の売り需要などが意識され伸び悩んだ。

ただ、最近のドル相場では悪材料を無視する傾向が顕著になっているという。

「フリン氏や北朝鮮問題など、ネガティブな材料に反応しなくなった。これまで、下値は堅いが上値も重い状況が続いてきたが、若干なりとも上値余地が出てきたかもしれない」(FX会社)という。

一方で、ドルの伸び悩みの背景には、米ロ関係の緊張など地政学的リスクが意識されているとの指摘も出ている。

米紙ニューヨークタイムズは14日、米当局者の話として、ロシアが新たに地上発射型の巡航ミサイル「SSC8」を実勢配備したと報じた。

同紙によると、オバマ前米政権は同ミサイルが実験段階にある時に、1987年の中距離核戦力全廃条約に違反するとして開発をやめるよう説得を試みたが、ロシアは同ミサイルの開発や実験を続け配備したという。

ロシアは条約には違反していないとの立場をとっている。

  一方、米欧州軍報道担当官は14日、黒海に展開する米駆逐艦「ポーター」に対し、ロシアの軍用機が10日に3回にわたり、異常接近したと明らかにした。米側は「危険でプロらしからぬ行為」と見なし、報道担当官は「事故や誤解が生じかねない」と懸念を表明した。

<11:20> ドル114円前半、日米共同声明での金融政策言及に警戒の声も

ドルは114.42円付近。115円ちょうどにオプション関連の相当規模の売りがあるため、114円台後半では伸び悩むとみられている。ユーロは120.92円付近で小動き。

  安倍晋三首相は15日の参院本会議で、金融政策の活用が為替操作ではなくデフレ脱却が目的との認識について、米国側から理解を得られたと指摘した。また、引き続き「3本の矢」の政策を続けつつ「時々の経済状況を踏まえ、機動的な財政運営を行う」との考えを示した。

先の日米首脳会談をテーマとした14日の衆院予算委員会の集中審議で、首相はトランプ大統領と緊密な信頼関係を構築できたと成果を誇示したが、野党側は、日本がひたすらトランプ政権への追従姿勢をとるのではないかとの懸念を示した。首相は14日、日米首脳会談の共同声明で「われわれの3本の矢が認められ、そのなかに日銀の金融政策も入っている」と述べた。

首相の一連の国会答弁に対する為替市場の反応はこれまでのところ限定的なものにとどまっているが、「2国間の首脳声明の中で金融政策に言及するのは前代未聞の出来事だ。今後、金融政策で米国の影響力が一段と強まる余地を残した」(エコノミスト)と警戒する声が聞かれる。

<10:33> ドル114円前半、フリン氏辞任を無視するドルに上値余地はあるか

ドルは114.38円付近。五・十日にあたるこの日、ドルは仲値公示を挟んで114.51円まで強含んだが、目下小幅安。

ユーロは1.0574ドル付近。海外市場では、一時1.0561ドルと約1カ月ぶり安値をつけた。

 前日の東京時間に伝わったフリン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)の辞任のニュースにドルが反応薄だったことで、為替市場では、ドルの上値余地が出てきたとの見方出ている。

「フリン氏や北朝鮮問題など、ネガティブな材料に反応しなくなった。これまで、下値は堅いが上値も重い状況が続いてきたが、若干なりとも上値余地が出てきたかもしれない」(FX会社)という。

ただ、「想定の範囲内とはいえ、トランプ体制がバラバラであることには注意を要する」(同)という。

13日に、就任からわずか3週間で辞任したフリン前米大統領補佐官とロシアとの接触を巡り、トランプ大統領はフリン氏がホワイトハウスに不完全な説明をしたことを1月下旬から把握していたが、その時点では辞任要求は見送った。スパイサー大統領報道官が14日、明らかにした。報道官は13日のフリン氏の辞任について、トランプ氏の求めに応じたものだと説明した。

ロシア上院国際問題委員長のコンスタンチン・コサチェフ氏は14日、フリン米大統領補佐官の辞任について「トランプ大統領が必要な独立性を得ておらず、結果として窮地に追い込まれたか、もしくは新政権全体がすでに『ロシア嫌い』に感染しているかのどちらかだろう」と述べた。

米民主党のシューマー上院院内総務は14日、フリン氏の辞任に至るまでの状況について法執行当局はトランプ大統領を含め同氏の選挙対策チームや政権移行チーム、政権のスタッフらを聴取すべきだと指摘し、辞任を巡る調査を求めた。

<09:18> ドル114円前半、米債市場はイエレン発言後も早期利上げに疑心暗鬼

ドルは114.35円付近。ユーロは120.90円付近。

きょうは商業決済が集中する五・十日に当るため、仲値公示まではドルが底堅く推移するとみられる。

米10年国債利回りは2.4788/2.4752%の気配で、ニューヨーク市場終盤から若干上昇している。

前日の米債市場では、イエレンFRB議長の発言がタカ派的と解釈されたため、米10年国債利回りは2.430%付近から2.502%まで急伸した。ただ、上昇圧力は間もなく後退し、2.460%付近まで反落した。

イエレンFRB議長は14日、上院銀行委員会での半期に一度の証言を行い、今後の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが必要となる可能性が高いと述べた。ただ、トランプ新政権が経済政策を巡りかなり先行き不透明感が出ているとの認識も同時に示した。

為替市場とは対照的に、米債券市場参加者の間では米早期利上げに疑心暗鬼な受け止め方が目立った。

BMOプライベート・バンクの最高投資責任者(CIO)、ジャック・アビリン氏は、「FRBは従来、利上げに対し強気の姿勢を示す一方で、行動が伴わない傾向がある。今回の発言もまるで昨年のようだ」と述べ、「FRBが口を開くと、市場が下落する。FRBは減速やディスインフレ、デフレなどを懸念するあまり過熱気味の経済を許容し、発言通りに行動しない」としたうえで、今年は3度の利上げを見込むFRBが、「2度すれば驚きだ」と付け加えた。

アリアンツの首席経済アドバイザー、モハメド・エラリアン氏は「イエレン氏は、米経済の改善は広がりつつあると指摘する一方で、財政政策が変更される可能性や『海外動向』等を理由に、見通しをめぐる根強い不透明性の存在や対処的な金融政策の重要性を強調した格好だ」と述べた。   

<08:07> ドル114円前半、FOMCは毎回「ライブ」の会合=FRB議長

ドルは114.30円付近。ユーロは121円付近。

前日のイエレンFRB議長の上院銀行委員会での証言がタカ派寄りと市場に解釈され、ドルは一時114.50円まで上昇した。

ただ、米長期債利回りが「(イエレン発言に対する)ファーストリアクションで上昇したあと、伸び悩んだ」(外為アナリスト)こともあり、足元でドル買いは勢いづいていない。

イエレン氏は上院銀行委員会で、利上げのタイミングについて聞かれ、「われわれは今年8回のミーティングがある。もし物事が予定通りに進めば、そのいずれかでFF金利の誘導目標を引き上げることになるだろう」

「正確にどのタイミングで行動するか、3月か、5月か、6月かについては特にこだわっていない。どの会合かは言えない。どの会合も『ライブ』だということは言える」とイエレン議長は述べた。

米ダラス連銀のカプラン総裁は13日、FRBは早期に利上げに動くべきとの認識を示し、そうしなければ段階的に金利を引き上げるという計画を断念せざるを得なくなる恐れがある、とした。

<07:43> ドル113.70─115.00円の見通し、114円後半では利益確定売りも

ドル/円は114.26円付近、ユーロ/ドルは1.0577ドル付近、ユーロ/円は120.90円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が113.70―115.00円、ユーロ/ドルが1.0520─1.0640ドル、ユーロ/円が120.20―121.50円とみられている。   前日の海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が上院銀行委員会で、今後の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが必要となる可能性が高いと述べたことを手掛かりに、ドルが114円半ばまで買い進まれた。

イエレン議長は、3月は依然として利上げ決定があり得る「ライブの会合」だと発言。また、経済が拡大しインフレ率も上昇する中、FRBが利上げで後手に回ることは望んでいないと述べている。

きょうの東京市場では、「115円ちょうどにオプションの相当規模の売りがあることが意識され、114円後半ではオプション絡みの売りに加え、利益確定売りが出やすい」(外為アナリスト)という。ただ、下値では、「早期利上げの思惑がドルの下値を支え、113円後半はサポートされるだろう」(同)とみられている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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