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〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは111円前半、EU離脱通知控え英ポンドは軟調
2017年3月29日 / 03:19 / 8ヶ月後

〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは111円前半、EU離脱通知控え英ポンドは軟調

[東京 29日 ロイター] -

<12:12> 正午のドルは111円前半、EU離脱通知控え英ポンドは軟調

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時に比べ、わずかにドル高/円安の111.22・24円。

きょう日中のスポット取引の応当日が月末となるこの日は、実需の売り買いが交錯した。ドルは午前11時前に、前日海外市場の高値111.20円を上抜けた。上抜け後は短期筋の買いを推進力に、ドルはいったん111.31円まで上昇した。

しかし、ドルの上昇は、24日に付けた直近の高値111.38円には及ばず、高値を付けた後は小緩んで、午前の取引を終わっている。

このところの東京市場は、期末を控えて、中長期の機関投資家が不在とされ、トレンドがでにくい環境になっているという。

正午の英ポンドは1.2414/18ドル付近。メイ英首相の欧州連合(EU)に対する離脱通知を控えて、一時1.2377ドルまで下落した。  メイ英首相は29日、EU基本条約であるリスボン条約50条を発動し、EUに対して正式な離脱通知を行う。これにより離脱条件などを巡る原則2年間の交渉が始まる。

今後の離脱協議については「英国の思うようなスピード感で物事が運ばないと予想される。ポンドの下落トレンドは変わらないだろう」(金融機関)という。

<11:36> ドル111円前半、トランプ氏の「親ロシア路線」に壁も  

ドルは111.25円付近。前日の海外高値111.20円を上抜け一時111.31円まで上昇したが、目先の上値メドとされる111.38円には届かなかった。

米大統領選でのトランプ陣営とロシア政府の共謀疑惑を巡り、ワシントンポスト紙は28日、トランプ政権に批判的とされるイエーツ前司法長官代行が、下院情報特別委員会の公聴会で証言するのを、政権側が妨害しようとしたと報じ、市場で話題を呼んでいる。

スパイサー報道官は、100%の誤報としている。

トランプ氏の「新ロシア」路線は、側近がロシアと不適切な接近をしていたことや、反ロシアの立場のスタッフも多く、壁にぶつかっているもようだ。

側近で娘婿のクシュナー氏は昨年12月、ロシアのキスリャク駐米大使とトランプタワーで会談したほか、2014年にロシアがウクライナからクリミア半島を編入したことを受け、欧米が制裁対象とするロシア開発対外経済銀行(VEB)頭取と政権移行期に面会していた。

米大統領選へのロシア関与疑惑を調査している米上院情報特別委員会は、クシュナー氏らに聞き取り調査を申し入れ、同氏は証言に同意している。

また、トランプ氏は反イランの立場を明確に表しているが、シリア問題などでイランと親密な関係を築いているロシアの反発を呼んでいる。

プーチン大統領とイランのロウハニ大統領は、28日にクレムリンで会合し、シリア危機について話し合った。内戦が続くシリアでアサド政権の後ろ盾として、両国は軍事的連携を続けている。

欧米が支える反体制派に対抗して、和平協議などで主導権を固めたい考えだという。

<11:20> ドル111円前半、海外高値を上抜け一時111.31円まで上昇

ドルは111.26円付近でこの日の高値圏。

前日海外市場での高値111.20円を上抜けたことで、短期筋を中心にドル買いが勢いづいたが、目先の目途とされ、前週末に付けた111.38円をトライできていない。

この日はスポ末と呼ばれ、きょうのスポット取引の応当日が月末となるため、実需の売り買いが交錯しているという。

<10:03> 英ポンド一時1.23ドル後半に下落、英国のEU離脱通知控え

英ポンドは1.2402ドル付近。一時1.2377ドルまで下落した。   メイ英首相は29日、欧州連合(EU)基本条約であるリスボン条約50条を発動し、EUに対して正式な離脱通知を行う。これにより離脱条件などを巡る原則2年の交渉が始まる。首相は28日、EU離脱を通知する書簡に署名した。

市場では、通知自体はそれほど意味がないと見られており、来月末のEU首脳会談が注目されている。

今後の離脱協議については「英国の思うようなスピード感で物事が運ばないと予想される。ポンドの下落トレンドは変わらないだろう」(金融機関)という。

書簡は、29日にバロウ駐EU大使によってトゥスクEU大統領に手渡される予定。メイ首相は同日に書簡について議会にも通知する方針。トゥスクEU大統領は記者会見を行う見通し。

トゥスク氏は通知を受けてから48時間以内に、英国を除く27のEU加盟国に対し英国との交渉方針案を明らかにする考え。その後ブリュッセルで27加盟国の大使級会合を開催し、交渉方針案について協議する。

<09:30> ドル111円前半、レンジ下ズレだがトレンド見えず

ドルは111.20円付近。ユーロは120.21円付近。

前日の海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長が、米連邦公開市場委員会(FOMC)の参加者の中心的な予想が年内あと2回程度の利上げがあることについて、「妥当な線だ」と米CNBCテレビとのインタビューで語ったことも、ドル買い材料と見なされたされる

フィッシャー氏は、トランプ政権の財政政策については「注視している」とした。

東京市場では、「フィッシャー氏のコメントは目新しさもなく、ドル買いと結びつかない」(金融機関)との見方が多い。

市場では、「トランプ氏はさておき、110円を下抜けしなかったことと、消費関連の指標が強かったことが、前日のドル買い戻しにつながったとみている」(FXプライムbyGMO、常務取締役、上田眞理人氏)という。

ただ、1か月前に比べれば、レンジが2円程度切り下がったことは確かで、現在は、109円前半から112円前半というレンジ内の動き、と同氏はみている。

さらに、最近の為替市場では、「中長期の機関投資家など実需を伴ったフローが低調で、トレンドが形成されにくい。短期筋主導の売買のため、価格がかえって収斂しやすい」と上田氏は言う。

<07:57> ドル111円前半、米温暖化対策撤廃へ大統領令にトランプ氏署名

ドルは111.10円付近。ユーロは1.08155ドル付近。

トランプ米大統領は28日、地球温暖化対策としてオバマ前政権が導入した一連の規制を撤廃する大統領令に署名した。石炭産業の保護を約束した選挙公約を実行に移した格好だが、23の州政府や地方自治体でつくるグループは法廷で争う意向を示している。

大統領令は、州政府に発電所の二酸化炭素(CO2)排出削減を義務付けたオバマ前大統領の「クリーンパワー計画」の撤回を柱とし、環境保護局(EPA)に対し、計画の撤回に向けた正式な手続きを直ちに開始するよう指示している。

前日は、米共和党がオバマケア代替案の復活を検討し4月の可決を目指すとしたことや、予想外の強さを見せた消費者信頼感指数などを受けて、米10年債利回りが2.357%から2.421%まで約7ベーシスポイント上昇した。また、米ダウ工業株30種平均は、150ドル高と9営業日ぶりに反発した。

これらを受けて、ドルはニューヨーク市場で111.20円付近まで上昇したが、その後は伸び悩み、東京の朝を迎えている。

市場では、「レンジ相場が切り替わる中で、下方向の意識が依然強いのではないか」(外為アナリスト)との意見が出ていた。

<07:45>ドル110.40─111.60円の見通し、月末期末のフロー主導の展開か

ドル/円は111.08円付近、ユーロ/ドルは1.0815ドル付近、ユーロ/円は120.12円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.40―111.60円、ユーロ/ドルが1.0760─1.0860ドル、ユーロ/円が119.60―120.80円とみられている。

前日のニューヨーク市場では、米下院共和党議員が4月にも、医療保険制度改革(オバマケア)の改廃に再び取り組むとしたことや、コンファレンス・ボードが発表した3月の米消費者信頼感指数が過去16年で最高水準に上昇したことなどをきっかけに、米長期金利が上昇し、ドルが買い戻された。

「政策期待が復活したことと米長期金利の上昇がドル上昇の決め手となったとみられるが、前日はドルにとって良いニュースが出そろったわりには、戻りが鈍いという印象だ」(外為アナリスト)という。

「目先のめどは前週末のニューヨーク高値111.38円、また111.59/60円はテクニカルなレジスタンスで、それらを上抜けられるかがポイントとなる」(同)という。

東京市場のきょうの取引はスポ末に当たり、スポット取引の応当日が月末となるため、実需の売り買いが予想されている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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