December 20, 2019 / 9:57 AM / a month ago

〔情報BOX〕ニューフレア巡り東芝とHOYAがTOB合戦

(情報を追加しました)

[東京 20日 ロイター] - 東芝が完全子会社化を目指して株式公開買い付け(TOB)を進めるニューフレアテクノロジーについて、HOYAも完全子会社化を目指してTOBを実施する方針を示している。投資家の村上世彰氏に近い投資会社もニューフレア株を買い進めており、状況は混沌としている。

東芝は連結子会社の東芝デバイス&ストレージがニューフレア株52.40%を保有しているが20日、HOYAのTOBに応募しないことを取締役会で決議したと発表した。HOYAのTOBでは下限を66.67%としており、東芝が応募しなければTOBは成立しなくなる。

ニューフレア株を巡るこれまでの主な動きは以下の通り。

ーー東芝は11月、ニューフレアを含む上場子会社3社を完全子会社にすると発表。ニューフレアに対しては、東芝の連結子会社である東芝デバイス&ストレージ(東芝D&S)が11月13日、1株1万1900円でTOBを実施すると発表した。TOB期間は11月14日から12月25日。東芝D&Sはニューフレア株52.40%を保有しており、同社によるTOBにニューフレアは賛同意見を表明した。

ーー11月14日から、投資家の村上世彰氏に近い南青山不動産(東京都渋谷区)がニューフレア株式を買い始めた。11月29日までの保有割合は共同保有のATRA(東京都渋谷区)と合わせ6.22%。

ーー12月13日、HOYAが1株1万2900円でニューフレアのTOBを表明。各国の法手続きを経て2020年4月のTOB開始を目指すとしている。TOBの下限は66.67%。HOYAは、東芝D&SによるTOBが終了する前に、自社によるTOBの予定を公表すべきと判断した。

ーーニューフレアは13日夕、HOYAのTOB方針は、事前の協議や相談もなく発表されたとコメントを発表。今後、開示文書などを精査した上で見解を公表すると説明した。

ーー東芝は20日、HOYAのTOBに応募しないことを取締役会で決議したと発表した。

◎一方、東芝機械はニューフレア株15.80%を保有する。TOBへの応募が見込まれるが、これまで態度を明確にしていない。

◎東芝機械は、村上氏に近いオフィスサポート(東京都渋谷区)や野村絢氏(シンガポール)、エスグラントコーポレーション(東京都渋谷区)が、株式を計9.19%保有している。議決権比率では11%超となる。

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