［東京 ８日 ロイター］ - ３月第５週（３月２９─４月２日）の海外投資家による日本の現物株と
先物合計の売買は５３５４億円の売り越し（前週は３８９８億円の売り越し）となった。売り越しは２週連
続。個人は１４２３億円の売り越し（同２８６２億円の買い越し）、信託銀行は４２２８億円の買い越し（
同３５５１億円の売り越し）だった。
東京証券取引所がまとめた同期間の２市場投資部門別売買状況によると、現物株は海外投資家が８９５
億円の買い越し（前週は３７２９億円の売り越し）となった。買い越しは２週ぶり。個人は２週ぶりに売り
越し。信託銀行は１２週連続で売り越した。
大阪取引所が同日公表した同期間の先物・オプションの投資部門別取引状況では、指数先物（日経平均
先物・ＴＯＰＩＸ先物のラージ・ミニ、ＪＰＸ日経４００先物、マザーズ指数先物の合計）で海外投資家は
６２５０億円の売り越しだった。
＜海外投資家の売買推移（億円）＞
現物 先物 合計
2021年1月第2週 2,614 -3,846 -1,232
2021年1月第3週 -1,340 -2,017 -3,357
2021年1月第4週 -748 -2,311 -3,059
2021年2月第1週 4,215 4,347 8,563
2021年2月第2週 3,451 1,270 4,721
2021年2月第3週 -382 -1,465 -1,848
2021年2月第4週 -3,811 -3,194 -7,006
2021年3月第1週 417 -3,063 -2,646
2021年3月第2週 3,008 -1,058 1,949
2021年3月第3週 4,088 1,543 5,632
2021年3月第4週 -3,729 -168 -3,898
2021年3月第5週 895 -6,250 -5,354
＊東京証券取引所と大阪取引所の発表データは以下のＵＲＬでご覧ください。
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