(配信時間に応じて内容を更新します) [10日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 3360.1485 - 13.5852 - 0.40 3387.6219 3387.6219 3346.1715 前営業日終値 3373.7337 中国 CSI300指 4953.876 -27.474 -0.55 4995.413 4995.413 4928.932 数 前営業日終値 4981.350 香港 ハンセン指数 26301.48 +285.31 +1.10 26474.04 26474.04 26041.87 前営業日終値 26016.17 香港 ハンセン中国株 10586.89 -46.18 -0.43 10705.63 10705.63 10485.79 指数 前営業日終値 10633.07 韓国 総合株価指数 2452.83 +5.63 +0.23 2453.95 2457.94 2435.59 前営業日終値 2447.20 台湾 加権指数 13081.72 -45.75 -0.35 13090.65 13142.22 13022.92 前営業日終値 13127.47 豪 S&P/ASX 6340.50 +41.70 +0.66 6298.80 6438.20 6298.80 指数 前営業日終値 6298.80 シンガポー ST指数 2705.00 +95.64 +3.67 2672.98 2705.00 2662.32 ル 前営業日終値 2609.36 マレーシア 総合株価指数 1575.07 +50.75 +3.33 1521.95 1575.07 1516.54 前営業日終値 1524.32 インドネシ 総合株価指数 5462.739 +106.734 +1.99 5424.732 5469.183 5412.59 ア 前営業日終値 5356.005 フィリピン 総合株価指数 7035.48 +349.63 +5.23 6792.58 7035.48 6792.58 前営業日終値 6685.85 ベトナム VN指数 951.90 -0.09 -0.01 962.68 963.47 951.90 前営業日終値 951.99 タイ SET指数 1341.24 +55.36 +4.31 1330.14 1346.72 1313.04 前営業日終値 1285.88 インド SENSEX指 43277.65 +680.22 +1.60 42959.25 43316.44 42660.09 数 前営業日終値 42597.43 インド NSE指数 12631.10 +170.05 +1.36 12556.40 12643.90 12475.25 前営業日終値 12461.05 東南アジア株式市場は総じて上昇。シンガポール、バンコク、クアラルンプールの3 市場が上昇をけん引した。米製薬大手ファイザーが発表した新型コロナウイルスに関する 臨床試験(治験)の結果を受け、各国が実施する制限措置の緩和が進み、来年は観光や貿 易に依存する域内経済を支えるとの楽観的な見方が広がった。 カンドリアムのクロスアセット戦略部門責任者は「市場は非常に素早く反応した。新 たなワクチンの発表も期待されている」と分析した。 マニラ市場の主要株価指数PSEiは5.23%高。7ー9月期のフィリピン経済成 長率が大幅なマイナス成長となったものの、政府が2021年には景気が回復するとの見 通しを示したことが好感された。 中国株式市場は反落した。中国の最新のインフレ指標を受けて、景気回復への道のり の険しさが改めて浮き彫りになった。 中国国家統計局が10日発表した10月の生産者物価指数(PPI)は前年比2.1 %低下と、ロイターがまとめたアナリスト予想の2.0%よりも大幅な低下だった。消費 者物価指数(CPI)は前年比0.5%上昇と、2009年10月以来の低い伸びだった 。 ハイテク株が前日の米ナスダック下落を受けて売られた。米製薬大手ファイ ザーが開発する新型コロナウイルス感染症ワクチンが、後期臨床試験で高い効果 を示す結果が報告されたことを受け、巣ごもり需要で買われてきたハイテクなどの銘柄が 軟調となった。 中国のCSI情報技術(IT)指数は1.7%下落。ハイテク銘柄の多い 深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」指数は1.5 %下落、上海証券取引所の新興ハイテク企業向け株式市場「科創板」の科創板50指数<. STAR50>は2.9%下げた。 香港市場ではハンセン指数が続伸した。他のアジア市場と同様、ワクチン開発の進展 を好感した。 ハイテク株は5.2%安で7月16日以来の大幅下落。前日の米ナスダック 指数の下落を受けた。 ソウル株式市場は7日続伸となった。新型コロナウイルスワクチン開発の進展を受け てリスク選好意欲が高まり、世界経済がより迅速に回復するとの期待が高まった。 米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発する新型コロナ ワクチンに関し、大規模な臨床試験で90%以上の有効性が確認されたことを発表した。 このニュースで世界のリスク選好は高まった。 マーケットはより有望なワクチン開発について引き続き注視するとみられる。ファイ ザーの発表を受け、韓国の航空株と旅行関連株が大幅に上昇した。大韓航空 は11.2%高、ハナツアーが9.2%高、モードツアー・ネットワーク<08 0160.KQ>が6.9%高だった。 一方で韓国のコロナ検査キットの製造メーカーやワクチン開発メーカーの株価は下落 した。シージェンは8.9%安、スジェンテックは8.1%安。 海外勢は1566億ウォン(約1億4048万ドル)相当の買い越し。前日までの3 営業日で2兆3000億ウォン相当を買い越していた。 シドニー株式市場は続伸。新型コロナウイルスワクチンの開発に進展があったとの報 道で、世界経済がより迅速に回復するとの期待が高まった。また、コロナで打撃を受けた 旅行や観光、エネルギー株が上昇した。 S&P/ASX200指数は一時2.2%高となったが終値は0.7%高。オーバー ナイトで金相場が下落し、産金株が圧迫された。 デーリーFXのストラテジスト、マーガレット・ヤン氏は「投資家は昨晩、巨大ハイ テク企業から、長く低迷していた伝統的な産業に乗り換えたようだ。セクターローテーシ ョンの新たな章の幕開けだ」と指摘。「感染拡大の波とコロナワクチンへの期待をどのよ うに両立させるかが年末までの取引において主要テーマとなるだろう」と指摘した。 旅行代理店フライト・センター・トラベル・グループやシドニー空港の運営 会社シドニー・エアポート・ホールディングス、カンタス航空といった 観光や旅行関連株は、ワクチンのニュースを好感し、それぞれ8%超上昇した。 エネルギー株は新型コロナによる需要低迷で特に打撃を受けているが、この 日は8.9%高と4月初旬以来の上昇率となった。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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