(配信時間に応じて内容を更新します) [14日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 3565.9046 - 32.7472 - 0.91 3584.9324 3599.0584 3559.6001 前営業日終値 3598.6518 中国 CSI300指 5470.456 -107.515 -1.93 5556.213 5568.018 5458.682 <.CSI30 数 0> 前営業日終値 5577.971 香港 ハンセン指数 28496.86 +261.26 +0.93 28408.12 28510.92 28280.09 前営業日終値 28235.60 香港 ハンセン中国株 11299.17 +114.27 +1.02 11282.65 11314.76 11210.55 指数 前営業日終値 11184.90 韓国 総合株価指数 3149.93 +1.64 +0.05 3148.65 3159.03 3128.72 前営業日終値 3148.29 台湾 加権指数 15707.19 -62.79 -0.40 15651.20 15760.15 15620.96 前営業日終値 15769.98 豪 S&P/ASX 6715.30 +28.70 +0.43 6686.60 6724.80 6669.30 指数 前営業日終値 6686.60 シンガポ ST指数 3000.00 +22.49 +0.76 2982.00 3001.34 2979.38 ール 前営業日終値 2977.51 マレーシ 総合株価指数 1635.71 -0.98 -0.06 1638.00 1646.24 1632.20 ア 前営業日終値 1636.69 インドネ 総合株価指数 6428.315 -6.890 -0.11 6445.901 6465.532 6407.57 シア 前営業日終値 6435.205 フィリピ 総合株価指数 7273.15 +30.30 +0.42 7183.95 7308.44 7180.88 ン 前営業日終値 7242.85 ベトナム VN指数 1187.40 +1.35 +0.11 1189.48 1190.50 1178.84 前営業日終値 1186.05 タイ SET指数 1535.98 -11.33 -0.73 1545.35 1552.78 1533.52 前営業日終値 1547.31 インド SENSEX指 49584.16 +91.84 +0.19 49432.83 49663.58 49182.37 <.BSESN 数 > 前営業日終値 49492.32 インド NSE指数 14595.60 +30.75 +0.21 14550.05 14617.80 14471.50 前営業日終値 14564.85 東南アジア株式市場は、バイデン次期米大統領が発表する包括経済対策が投資家に注視される中、まち まちで引けた。 マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.42%高の7273.15で終了。米製薬大手ファイ ザーとバイオ医薬品企業モデルナが開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用をフィリピン当局が許 可したことを背景に、一時0.9%高まで上昇した。 個別銘柄では、携帯電話最大手グローブ・テレコムが4%超上昇し、複合企業のJGサミット ・ホールディングス、セキュリティー銀行が約3%高となった。 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は10カ月ぶりの高値圏で推移し、終 値は0.76%高の3000.00。 一方、ジャカルタ市場の総合株価指数は0.11%安の6428.315で引けた。クアラル ンプール市場の総合株価指数KLCIは0.06%安の1635.71、バンコク市場のSET指 数は0.73%安の1535.98。 中国株式市場では、優良株で構成するCSI300指数が下落。同指数は今週、終値ベースで13年ぶ りの高値を付けていたが、中国本土で13日に新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が10カ月強 ぶりの大幅増となったことが嫌気された。 上海総合指数終値は32.7472ポイント(0.91%)安の3565.9046。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は 107.515ポイント(1.93%)安の5470.456。昨年9月9日以来の大幅下落となった。 中国国家衛生健康委員会によると、中国本土で13日に新たに確認された新型コロナウイルスの感染者 は138人に達した。前日の115人から増加し、1日としては昨年3月5日以来10カ月強ぶりの大幅増 となった。 感染者は北東部に集中。13日に確認された国内感染者124人をみると、内訳は河北省が81人、黒 竜江省が43人。黒竜江省は前日からほぼ3倍増となった。両省が感染拡大抑制に努める中、既に2800 万人以上がロックダウン(都市封鎖)措置下に置かれている。 消費関連株が下げを主導。生活必需品指数は2.42%安。 蒸留酒メーカーの宜賓五糧液が5.22%安。昨年は119%以上急騰し、先週、最高値 を付けていた。 金融指数は1.17%安。ヘルスケア指数は1.80%安。 中国の昨年12月の輸出は予想を上回る伸びを示した。人民元が上昇し輸出価格を押し上げたにもかか わらず、新型コロナウイルス禍による各国の経済活動制限で中国製品への需要が高まった。国内経済の力強 い回復で輸入も伸びた。 深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合指数は1.31%安。 香港株は反発しハンセン指数は約1年ぶりの高値となった。アリババや騰訊控股(テンセン ト)を投資禁止の対象となるブラックリストに追加する方針を米政権が撤回したとのニュースが 手掛かりとなった。 バイデン次期米大統領が市場の予想を上回る2兆ドル規模の経済対策を公表する可能性があるとのCN Nの報道も好感された。 ハンセン指数終値は261.26ポイント(0.93%)高の2万8496.86。終値ベース では2020年1月20日以来の高値となった。 ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は114.27ポイント(1.02%)高の1万1 299.17。 香港市場に上場しているアリババ株は5%、テンセントは5.62%それぞれ上昇した。IT株<.HSCI IT>は4.46%高となった。 中国海洋石油集団(CNOOC)は6.23%上昇しハンセン指数銘柄で値上がり率トップ となった。金融市場指数サービスのS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは13日夜、中国軍関連企業へ の投資を禁止する米国の措置を理由に指数から除外すると明らかにした。エネルギー株は2.1% 高。 トランプ政権で事実上の禁輸対象とされていた銘柄がここ数週間安値拾いで物色されており、この日 は中芯国際集成電路製造(SMIC)が7.44%高とH株指数銘柄で値上がり率トップだった 。 ソウル株式市場は小動き。米包括経済対策の発表や米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演 を控え、投資家の間に模様眺めの姿勢が広がった。 総合株価指数(KOSPI)は前日終値比1.64ポイント(0.05%)高の3149.93で終了 した。 バイデン次期米大統領はこの日、新型コロナウイルスの打撃を緩和する「数兆ドル規模」の包括経済対 策を発表する。 NH投資証券のアナリストは、パウエル氏の講演では金融緩和政策の縮小に関するFRBの指針が注視 されると指摘。また、米経済対策の規模が予想を上回った場合、市場に影響を及ぼす可能性もあると分析し た。 主力銘柄はまちまち。半導体大手のサムスン電子はほぼ横ばいで終了した一方、同業のS Kハイニックスは1.9%下げた。 海外勢は6721億ウォン(6億1191万ドル)相当の買い越し。 シドニー株式市場は続伸。米包括経済対策への期待を受けた米国市場の堅調を手掛かりに投資家の買い が入り、オーストラリア国内のハイテク株が上昇をけん引した。 ハイテク株指数は4.7%高と、4営業日ぶりに反発。後払い型決済サービスのアフターペイ< APT.AX>が10%超上昇した。米金融大手モルガン・スタンレーがアフターペイの株価目標を13%超引き 上げ、今年は後払い決済のプラットフォーム構築を継続すると見込んだことが好感された。 米フィンテック新興企業アファーム・ホールディングスの時価総額が米ナスダック上場初日に 230億ドルを上回ったことも、豪の後払いサービス決済各社を支援した。 金融株指数は0.8%高。「四大銀行」は0.4-1.9%上昇した。 こうした中、産金株指数と鉱業株指数はそれぞれ1.5%、0.8%下げた。米国債利 回りとドル相場の反発が響き、金価格が下落したことが弱材料になった。 エネルギー株指数は原油価格につれ安となり、0.3%安で終了。ただ、石炭大手ホワイトヘ イブン・コールは約3%上昇し、サブ指数の下落を抑制した。2020年10-12月期の採掘量 が前年同期比29%増となったことが材料視された。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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