(配信時間に応じて内容を更新します) [15日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 3367.2326 - 1.8875 - 0.06 3366.5813 3373.5579 3348.4192 前営業日終値 3369.1201 中国 CSI300指数 4945.100 +10.265 +0.21 4931.602 4954.189 4904.793 前営業日終値 4934.835 香港 ハンセン指数 26207.29 -182.23 -0.69 26418.93 26436.04 26127.68 前営業日終値 26389.52 香港 ハンセン中国株指 10399.56 -43.56 -0.42 10431.95 10439.74 10339.04 数 前営業日終値 10443.12 韓国 総合株価指数 2756.82 -5.38 -0.19 2763.65 2769.37 2735.08 前営業日終値 2762.20 台湾 加権指数 14068.52 -142.53 -1.00 14206.33 14256.55 14053.35 前営業日終値 14211.05 豪 S&P/ASX指 6631.30 -28.90 -0.43 6660.20 6660.20 6625.70 数 前営業日終値 6660.20 シンガポー ST指数 2856.72 -1.42 -0.05 2863.10 2863.97 2841.51 ル 前営業日終値 2858.14 マレーシア 総合株価指数 1674.02 +11.28 +0.68 1661.54 1679.10 1655.88 前営業日終値 1662.74 インドネシ 総合株価指数 6010.128 -2.388 -0.04 6013.511 6023.215 5965.81 ア 前営業日終値 6012.516 フィリピン 総合株価指数 7227.73 -53.62 -0.74 7281.91 7290.60 7214.14 前営業日終値 7281.35 ベトナム VN指数 1055.27 -8.82 -0.83 1062.02 1067.45 1052.01 前営業日終値 1064.09 タイ SET指数 1477.21 +1.08 +0.07 1468.22 1478.61 1459.97 前営業日終値 1476.13 インド SENSEX指数 46263.17 +9.71 +0.02 46287.39 46350.30 45841.67 前営業日終値 46253.46 インド NSE指数 13567.85 +9.70 +0.07 13547.20 13589.65 13447.05 前営業日終値 13558.15 東南アジア株式市場は大半が下落して終えた。韓国や日本など世界で新型コロナウイ ルスの感染者数が増加し、制限措置が実施されたためで、堅調な中国の製造業生産指数は 大きな支援材料にならなかった。 ニューヨークとロンドンでの厳しい制限措置もリスクセンチメントを押し下げた。 域内市場は、中国国家統計局がこの日発表した11月の鉱工業生産にほとんど反応し なかった。 アクシの主任グローバル・マーケット・ストラテジストは「投資家は引き続き、ワク チン期待と経済状況の現実を両にらみしている」と述べた。 インドネシアとフィリピンの金融政策決定会合が注目されている。INGのアナリス トは、両中銀は政策金利を据え置き、今年の積極的な緩和政策の後を受けて、様子見姿勢 を選ぶだろうとの見方を示した。 バンコク市場のSET指数は小幅高。タイ財務省の高官が同国の経済成長率について 、来年は予想の4.5%を下回るだろうと発言した。 中国株式市場では優良株が上昇して引けた。11月の中国の鉱工業生産が好調だった ことや、中国人民銀行(中央銀行)による資金供給が好感された。 上海総合指数終値は1.8875ポイント(0.06%)安の3367.2 326。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は10.265ポイント(0.21%)高の4945.100。 ヘルスケア指数が2.6%高と、上昇を主導した。 中国の11月の鉱工業生産は前年同月比7.0%増と、増加率が20カ月ぶりの高水 準となった。消費の回復に加え、主要貿易相手国が新型コロナの流行に伴う制限措置を段 階的に緩和したことが寄与した。 中国人民銀行は15日、1年物中期貸出制度(MLF)を通じ9500億元(145 0億ドル)を供給したと発表した。同制度としては過去最大の供給額。最近相次いだ社債 のデフォルト(債務不履行)による市場の動揺に対応し、流動性向上を図った。[nL4N2IV 1IM] 上海証券取引所と深セン証券取引所は14日、上場廃止手続きの簡素化提案を公表し た。上場企業全体の質を高め、一定基準を満たさない企業を強制的に退出させることで、 投資家の利益を守るのが目的。背景には中国が海外からの投資を一層呼び込もうと、資本 市場改革を進めていることがある。 香港株式市場は続落。中国当局がハイテク企業に対する監視を強めていく方針を示し たことを引き続き嫌気し、ハイテク株が下落した。ただ、堅調な中国経済指標が下値を支 えた。 中国国家市場監督管理総局(SAMR)は14日、アリババ・グループ・ホールディ ングや騰訊控股(テンセント・ホールディングス)系の企業に罰金を 科すと発表。 アリババは2.2%、テンセントは1.9%下落した。 シドニー株式市場は反落して引けた。中国がオーストラリアからの石炭の輸入を制限 するほか、中国が鉄鉱石価格の急騰をめぐり監視を強化するとの報道を受け、鉱業株が下 落。地合いの悪化につながった。 S&P/ASX200指数は終値で約2週間ぶりの安値を付けた。中国メディアの報 道によれば、同国の経済政策トップが石炭輸入の手続き上の制限緩和から豪州を除外する ことを承認した。 中国の製鉄業者が最近の鉄鉱石価格上昇をめぐり当局に調査を求めたことも、鉱業株 のさらなる押し下げ要因となった。大連商品取引所の鉄鉱石先物は先週、週間ベースで5 週続伸。11日には10%近く上昇した。 鉱業株指数は約2.1%下落。下落率は11月10日以来の大きさとなった 。鉱業最大手のBHPグループとリオ・ティントは、それぞれ2.3% 、1.3%下落した。 石炭輸出を専業とする企業も急落した。ニュー・ホープは2.7%安、ヤン コール・オーストラリアは8.4%安。ホワイトヘブン・コールは約6 %下落した。 ソウル株式市場は続落して引けた。国内外で新型コロナウイルス感染者数増加の懸念 が強まったことが嫌気された。 韓国国内では、丁世均首相がより厳格な規制を回避するためソーシャルディスタンス (社会的距離)規制を守るよう市民に呼び掛けた。 韓国の新規感染者数は15日午前0時時点で880人。前日の718人から増加した 。 大信証券のアナリストは、中国の11月の経済指標が予想と一致した一方、主要国に よる一段と厳しいロックダウン(都市封鎖)措置に対する懸念が高まり、センチメントは 押し上げられなかったと述べた。 個別銘柄では、LGディスプレーが6.9%高。業績見通しを引き上げ たことを背景に2019年6月以来の高値を付けた。 海外勢は3877億ウォン(3億5476万ドル)相当の売り越し。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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