(配信時間に応じて内容を更新します) [29日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 3379.0362 - 18.2492 - 0.54 3399.2939 3407.0884 3376.0876 前営業日終値 3397.2854 中国 CSI300指 5042.936 -21.479 -0.42 5071.449 5077.417 5034.308 数 前営業日終値 5064.415 香港 ハンセン指数 26568.49 +253.86 +0.96 26490.45 26618.78 26432.91 前営業日終値 26314.63 香港 ハンセン中国株 10449.17 +137.69 +1.34 10403.13 10471.76 10403.13 指数 前営業日終値 10311.48 韓国 総合株価指数 2820.51 +11.91 +0.42 2810.55 2823.44 2792.06 前営業日終値 2808.60 台湾 加権指数 14472.05 -11.02 -0.08 14500.91 14547.07 14435.03 前営業日終値 14483.07 豪 S&P/ASX 6700.30 +35.50 +0.53 6664.80 6725.10 6664.80 指数 前営業日終値 6664.80 シンガポー ST指数 2848.14 +8.00 +0.28 2848.65 2852.65 2840.38 ル 前営業日終値 2840.14 マレーシア 総合株価指数 1634.99 -8.91 -0.54 1644.37 1645.76 1630.83 前営業日終値 1643.90 インドネシ 総合株価指数 6036.174 -57.380 -0.94 6112.720 6143.870 6026.71 ア 前営業日終値 6093.554 フィリピン 総合株価指数 7139.71 +17.46 +0.25 7123.12 7173.27 7120.82 前営業日終値 7122.25 ベトナム VN指数 1099.49 +8.16 +0.75 1090.49 1102.79 1087.93 前営業日終値 1091.33 タイ SET指数 1461.95 +9.28 +0.64 1452.39 1468.60 1440.59 前営業日終値 1452.67 インド SENSEX指 47613.08 +259.33 +0.55 47466.62 47714.55 47361.90 数 前営業日終値 47353.75 インド NSE指数 13932.60 +59.40 +0.43 13910.35 13967.60 13859.90 前営業日終値 13873.20 東南アジア株式市場はまちまち。マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.25%高 で取引を終えた。経済のてこ入れを目指した過去最大の予算案成立が好感された。しかし 、新型コロナウイルス感染拡大が経済に打撃を与え、年間では域内で最も下落した市場の 一つとなった。 今年最後の取引となったマニラ市場では、PSEiが約1週間ぶりの高値で引けた。 月間ベースでは3カ月続伸。ドゥテルテ大統領が4兆5000億ペソ(937億3000 万ドル)の予算案に署名した。PSEiは年間ベースで9%近く下げ、下落幅は2年ぶり の大きさとなった。 レジーナ・キャピタル・デベロップメントのマネジング・ディレクター、ルイス・リ ムリンガン氏は、資産運用会社による年末のドレッシング買いも支援材料になったと述べ た。 クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは0.54%安。ゴム手袋メーカーの 低迷が響いた。トップ・グローブとハータレガ・ホールディングスは 、いずれも3営業日続落した。 新型コロナ危機で需要急増の恩恵を受けたゴム手袋業界だが、ワクチン承認のほか、 業界の移民労働者の扱いをめぐる懸念からモメンタムが鈍化している。 バンコク市場のSET指数の終値は0.64%高。午前の取引はおおむね上昇したが 、2カ月ぶりにコロナによる死者が1人出たことでロックダウン(都市封鎖)拡大への懸 念が強まり、同指数は下落に転じた。 フィリップ・セキュリティーズのアナリストは「国内外での感染急拡大を受け、ロッ クダウン拡大への不安が引き続き市場の主要な懸念材料になっている」と指摘。一方で、 英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大が共同開発するコロナワクチンの東南 アジアでの製造と供給に関する提携協定にタイが署名したことから、ワクチン承認の恩恵 を受けるとの見方も示した。 中国株式市場は反落。政府の政策支援方針を材料に最近値上がりしていた素材株やエ ネルギー株に利益確定売りが出た。 素材株が1.75%下落、エネルギー株は1.73%安。 製造業セクターは1.35%下落した。 深セン指数は0.64%安。深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板 (チャイネクスト)」総合指数は1.05%下落した。 香港株式市場は反発。アリババ・グループ・ホールディングなど、前日売 られたハイテク株が買い戻された。 IT株は3.64%高。アリババは5.71%高。前日は、中国当局が独 占禁止法違反の疑いで調査に入ったとの報を受け急落していた。 インターネット関連株も上昇。スマートフォンメーカーの小米(シャオミ)<1810.HK >が5.3%高、美団は5.15%上昇した。 ソウル株式市場は4営業日続伸し、史上最高値で引けた。待望の米追加経済対策が拡 充されるとの期待が高まった。ただ、優良株の多くが配当落ちとなったことで上値は抑え られた。 サムスン電子など主要銘柄が配当落ちとなった。サムスンは0.51% 安。 新型コロナウイルス追加経済対策をめぐり、米下院は世帯への現金給付額を1人60 0ドルから2000ドルに増額する法案を可決した。上院でも採決が行われる。 韓国では新型コロナで新たに40人が死亡し、1日当たりの死者数が過去最多となっ た。新規感染者数は1046人だった。介護施設やソウルの刑務所で感染が拡大するなど 第3波に直面している。 韓国政府はこの日、感染第3波で打撃を受けた小規模事業者や失業する可能性が高い 人々を対象とした総額9兆3000億ウォン(84億9000万ドル)の支援策を打ち出 した。 ロイターの調査によると、感染拡大が引き続き国内消費の重しとなっているものの、 半導体への旺盛な需要を受け、12月の韓国の輸出は回復が進む可能性がある。 外国人投資家は3137億ウォン(2億8733万ドル)相当を売り越した。 シドニー株式市場は続伸して引けた。金融株とハイテク株が上昇を主導した。待望の 米追加経済対策が成立したほか、自由貿易協定(FTA)をめぐる英国と欧州連合(EU )間の歴史的合意も好感された。 S&P/ASX200指数は前営業日終値比0.53%高の6700.3で終了。た だ、年初来での上げ幅は16.2ポイントにとどまっている。 米国では28日、主要株価指数が史上最高値を更新して終了。総額2兆3000億ド ルの新型コロナウイルス追加経済対策法案に反発していたトランプ大統領が、一転して2 7日に署名したことが好感された。 年内の取引は残すところ2日となったが、今年最も上昇したのはハイテク株指数とな る見通し。新型コロナに伴う制限措置で消費者が自宅にこもり、ネット消費が進んだこと が背景。一方、世界中でロックダウン(都市封鎖)が実施されたことで燃料需要が低迷し 、エネルギー株指数は30%近く下落している。 この日の上昇率トップはハイテク株指数で1.9%高。そのうち上昇率が最も大きか った銘柄は後払い決済サービスのアフターペイで4.3%高だった。 金融株指数は0.6%上昇。四大銀行は0.4ー0.9%高だった。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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