(配信時間に応じて内容を更新します) [7日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 3292.5907 - 62.7759 - 1.87 3349.9184 3368.2446 3285.6326 前営業日終値 3355.3666 中国 CSI300指 4669.368 -100.851 -2.11 4759.521 4789.303 4655.560 数 前営業日終値 4770.219 香港 ハンセン指数 24589.65 -105.80 -0.43 24621.02 24908.29 24475.61 前営業日終値 24695.45 香港 ハンセン中国株 9764.82 -119.16 -1.21 9850.96 9938.03 9733.53 指数 前営業日終値 9883.98 韓国 総合株価指数 2384.22 +15.97 +0.67 2369.85 2387.49 2362.42 前営業日終値 2368.25 台湾 加権指数 12601.40 -36.55 -0.29 12645.93 12725.05 12575.36 前営業日終値 12637.95 豪 S&P/ASX 5944.80 +19.30 +0.33 5925.50 5958.90 5869.90 指数 前営業日終値 5925.50 シンガポー ST指数 2511.21 +1.57 +0.06 2506.18 2519.21 2502.20 ル 前営業日終値 2509.64 マレーシア 総合株価指数 1516.38 +0.52 +0.03 1514.63 1520.89 1507.57 前営業日終値 1515.86 インドネシ 総合株価指数 5230.196 -9.655 -0.18 5235.010 5245.349 5195.87 ア 前営業日終値 5239.851 フィリピン 総合株価指数 5935.85 +150.76 +2.61 5787.70 5935.85 5772.01 前営業日終値 5785.09 ベトナム VN指数 888.25 -13.29 -1.47 903.85 905.80 888.25 前営業日終値 901.54 タイ SET指数 休場 - - - - - 前営業日終値 - インド SENSEX指 38417.23 +60.05 +0.16 38284.78 38519.92 38060.74 数 前営業日終値 38357.18 インド NSE指数 11355.05 +21.20 +0.19 11359.60 11381.15 11251.70 前営業日終値 11333.85 東南アジア株式市場はまちまち。中国半導体受託生産最大手、中芯国際集成電路製造 (SMIC)が、米国政府によりブラックリストに登録される可能 性が出てきたため、米中間の緊張関係が息を吹き返すとの懸念が強まった。 中国市場が大きく下げたほか、香港市場もさえなかった。多くのアジア市場はこれに なびく形となった。また、新型コロナウイルスにより受けた経済的打撃からの回復ペース への懸念も、各市場の株価に影響を与えた。 マニラ市場の主要株価指数PSEiは2.61%高。同市場はアジア地域内で今年に 入り最も下落幅が大きく推移している。先週末4日に8月の物価上昇率が、ここ3カ月間 で最も低いペースにまで鈍化したことが示され、中銀がさらなる金融緩和策に踏み出すと の思惑のきっかけとなったため、7日の取引では買いが先行した。 中国株式市場は大幅続落。上海総合指数は7月下旬以来の安値となった。米政府が、 半導体受託生産(ファウンドリー)大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)を事実上の 禁輸リストに加えるかどうか検討中との報道される中、割高感が出たセクターに売りが出 た。 上海総合指数は4営業日続落。62.7759ポイント(1.87%)安と 7月24日以来の大幅な下げを記録し、7月30日以来の安値となる3292.5907 で終了した。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は100.851ポイント(2.11%)安の4669.368。同じく 7月24日以来の大幅な下落率となった。 後場に入り下げが加速、生活必需品株が2.88%下落したほか、ヘル スケア株は3.36%安、金融株は1.14%下げた。 SMICは上海上場株が11.29%下落、香港上場株は22 .88%急落した。 香港株式市場は4営業日続落。IT株などが高値警戒感による売りに押された。 IT株は3.22%安。 シドニー株式市場は反発。オーストラリアの8月の求人広告数が堅調に推移したこと に加え、新型コロナウイルスのワクチンの初回分が来年初頭までに供給されるとの見通し を受けた。メルボルンでのロックダウン(都市封鎖)の延長措置に対する懸念も、こうし た好材料に押し切られ、この日の株価は値動きが激しい展開となった。 投資家の間では、豪製薬企業CSLが2種類のワクチンを製造するに当たり 、政府と契約を結んだことで安堵(あんど)が広がった。こうしたワクチンは、英製薬大 手アストラゼネカとオックスフォード大学が開発中のものと、CSL自身がクイ ーンズ大学と開発しているものだ。 また、エコノミストたちが雇用情勢の先行きについて警戒する中、8月の豪求人広告 数は3カ月連続で増加、これが投資家心理の改善に寄与した。 コムセックのアナリスト、ジェームズ・タオ氏は「経済活動の再開が可能になるとい うことを意味するという点で、間違いなくワクチンは非常に大きな起爆剤となる」と話し た。 メルボルンでの厳格なロックダウン措置が6日、9月末まで延長されたことを受け、 さらなる失業者数の増加を予想した投資家が売りに走り、7日のS&P/ASX200指 数は序盤で下落する場面もあった。 鉱業株指数は2%高。鉄鋼需要の回復による鉄鉱石先物相場の急上昇を受け た。産金株指数も堅調。BHPグループは2.4%値を上げたほか、リ オ・ティントも2.5%高となった。 コモンウエルス銀行(CBA)とウエストパック銀行は金融株指数 をけん引。それぞれ1%、1.3%上昇した。 一方、消費財指数や工業株指数は下落が目立った。トランスアーバン・グループ<TCL .AX>は2.8%安、ウールワース・グループも1.3%下落した。 ソウル株式市場は反発。半導体大手サムスン電子が、無線通信機器関連 で米ベライゾンから66億4000万ドル規模の受注を獲得したことが好感された 。また、新型コロナウイルス感染者の減少も支援材料となった。 ベライゾンからの受注は、携帯電話の高速・大容量の通信規格「5G」関連の市場に おけるサムスン電子の地位を高めると受け止められ、同社株は一時3.06%高まで上昇 した。 この日発表された中国の8月の貿易統計のほか、先週末の米雇用統計といった経済指 標も前向きな材料として捉えられた。 海外勢は2469億ウォン相当の売り越し。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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