[ベンガルール 18日 ロイター] - アジア新興国通貨市場では、タイバーツが上昇。タイ政府が同国を訪れる外国人について、新型コロナウイルスワクチン接種済みの場合は隔離免除で受け入れる措置を再導入するとの期待で買われている。
その他の新興国通貨も、米国債利回り上昇にもかかわらず対ドルで堅調となった。
タイの保健相によると、隔離免除での外国人観光客の受け入れは、承認されれば2月1日までに再開される可能性がある。
OCBCのアナリストはこれについて、前向きな展開でバーツの押し上げ材料だと指摘した。
バーツは一時0.7%上昇し、昨年11月22日以来の高値を付けた。その後は上昇率を0.3%に縮めた。
OCBCは「持続的なバーツ高を正当化するほど多くの観光客が戻るという兆しはまだないため、投機的な買いにすぎない可能性がある」と述べた。
韓国ウォンは0.4%上昇した。
マレーシア市場は祝日のため休場。
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