[8日 ロイター] - アジア新興国通貨市場は上昇。タイバーツは約2週間ぶり高値に上昇。新型コロナウイルスのオミクロン型変異株に対する懸念が和らぎ、観光立国タイの見通しが改善している。マレーシアリンギも6日ぶり高値を付けた。
OCBCはノートで「オミクロン問題は通り雨のようなものかもしれない」とし目先は先週のリスクオフ取引の巻き戻しが見られると予想した。
バーツは一時対ドルで0.4%上昇し33.48バーツと11月26日以来の高値を付けた。リンギは0.3%上昇し先月末以来の高値を付けた。
韓国ウォンも0.4%上昇し月初来の高値を付けた。インドネシアルピア、シンガポールドルも小幅上昇している。
フィリピン市場は祝日で休場。
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