[11日 ロイター] - インド 日本時間14時28 前日比 % 始値 分 SENSEX指数<.B 35,588.26 - 46.69 - 0.13 35,468.90 SESN> 前営業日終値 35,634.95 日本時間14時27 前日比 % 始値 分 NSE指数 10,424.35 - 27.10 - 0.26 10,334.30 前営業日終値 10,451.45 11日午前のインド株式市場は不安定な値動き。乱高下する中、複合企業リライアン ス・インダストリーズが原油価格の回復を背景に値を上げ、この日の株式相場 を下支えしている。ただ、新型コロナウイルスの急速な感染拡大に対する懸念が上値を抑 えた。 NSE指数(ナショナル証券取引所に上場する50銘柄で構成)は、0411GMT 時点で0.16%高の1万10467.75。SENSEX指数(BSE=ボンベイ証券 取引所=に上場する30銘柄で構成)は、0.29%高の3万5731.86。 リライアンス社は9日の取引では、12.3%安と急落したが、10日は5.8%高 となり、昨年9月半ば以来、最高の上昇幅を記録している。サウジアラビアとロシアが原 油をめぐる価格戦争を引き起こした後、米国の掘削業者が減産に動くとの期待感から買い が殺到した。 クワンタム・セキュリティーズのディレクター、ニーラジ・デュワン氏は「市場に期 待することは本当に何もない。米国による景気刺激策がまだ待たれており、ウイルスの新 たな感染者数も増加している状態だ」と指摘した。 こうした中で「原油価格の回復が一定の相場の支援材料となる半面、欧州市場が値を 上げて場が開くか、米株価指数の先物が上伸するかしなければ、インド市場はプラス圏内 での取引を維持することはできないだろう」との見通しを示した。 個別銘柄で見ると、イエス銀行は40%近く上昇するなど、ニフティ構成 銘柄で1番の値上がり率を示している。 一方、ニフティIT株指数は、3.4%安となり1年超ぶりの安値水準を 付けた。中でも、インフォシスは5%の値下がりとなり、昨年10月31日以 来の安値となった。 (取引時間中のリポートの表は最新の数値です。文章とは一致しない場合があります)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」