October 23, 2018 / 7:53 AM / a month ago

オープン外債積み増し、ヘッジ比率75%へ引き下げ=18年度下期・朝日生命運用計画

[東京 23日 ロイター] - 朝日生命保険は、2018年度末の外貨建て債券投資に占める為替のヘッジ比率を75%程度へ引き下げる。米ドルのヘッジコスト上昇や急激な円高見通しが後退しつつあることを踏まえ、上期中に1000億円のヘッジ外債をオープンに切り換えた。下期も650億円程度の切り換えを行う予定。

資産運用企画部長の鶴岡尚氏によると、ヘッジ比率は年度当初の90%程度から上期末段階で80%程度まで低下した。ヘッジ外債をオープンに振り替えたため、ヘッジ外債はその減少分も補う形で、上期に1700億円積み増した。

ヘッジ外債の投資先は、フランスなどのユーロ圏とオーストラリア、ニュージーランド、ポーランドなど。金融政策が引き締めに向かっていない国・地域で、1%程度の利回りが確保できそうな国債や政府関係機関債などを購入したという。下期はヘッジ外債の新規投資は予定しておらず、外債投資残高は横ばいの見通し。

国内債は上期に100億円減少。償還で300億円減少したのに対し、AT1債やTLAC債といった円建て資本性証券を200億円積み増した。下期も償還で200億円減、資本性証券100億円増と計100億円の減少を予定している。

同時にデュレーションの長期化を目指し、短期国債の売却と長期・超長期国債の買い入れも継続。上期の1300億円に続き、下期も400億円の入れ替えを行う。

投信・オルタナ関連では、上期にインフラファンドなどへ計200億円投資した。下期も300億円程度の追加投資を行う。

鶴岡氏は下期の運用環境について「中国と欧州景気の減速懸念、英国の欧州連合(EU)離脱の行方、トルコやサウジアラビアを含む中東情勢、米中貿易摩擦など、リスクは山積している。実体経済にどう影響を与えるか、注意深く見ていきたい」としている。

各市場の見通しは以下の通り。

日本国債10年物利回り    0.00─0.25%(年度末0.15%)

米10年債利回り       2.9─3.6%(同3.3%)

日経平均        2万─2万5000円(同2万3000円)

NYダウ    2万3000─2万8000ドル(同2万6000ドル)

ドル/円         105─120円(同112円)

ユーロ/円        122─138円(同130円)

基太村真司、富沢綾衣

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