September 6, 2018 / 8:13 PM / 14 days ago

カナダ中銀、NAFTA再交渉決裂なら利上げ迫られる可能性=上級副総裁

[レジャイナ(加サスカチュワン州) 6日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のウィルキンス上級副総裁は6日、保護主義的な措置でインフレが高進する可能性があるとし、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉協議が合意に至らなかった場合、カナダ中銀は利上げせざるを得なくなる公算があるとの考えを示した。

カナダ中銀は経済の回復に歩調を合わせ、2017年7月以降、4回の利上げを実施。インフレ目標は2%に設定している。前日の政策決定会合では金利据え置きを決定した。

ウィルキンス上級副総裁は、インフレを目標にとどめるために一段の利上げが正当化されると指摘。また「特に経済が潜在力に近い水準で推移している時は、保護主義的な措置でインフレに対する上向きリスクが発生する」とし、相関関係を勘案し、政策決定委員会は第1の責務を見失うことはしないと述べた。

その上で、カナダ経済の足取りは堅調だが通商問題が足かせとなっていると指摘。前日の政策決定会合を前に、中銀内では「現在の通商を巡る環境がもたらす影響」が討議の焦点となっていたことを明らかにし、政策決定委員会が利上げに対する段階的なアプローチはなお適切かどうか討議し、適切であるとの結論に至ったと述べた。

カナダ中銀は10月24日に次回の決定会合を開く。

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