January 31, 2019 / 9:16 AM / 17 days ago

コマツ、小川専務が社長昇格へ 大橋社長は代表取締役会長に

[東京 31日 ロイター] - コマツは31日、小川啓之専務執行役員(57)が代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格する人事を発表した。大橋徹二社長兼CEO(64)は代表権のある取締役会長に就任する。人事は4月1日付。

小川氏は生産畑が長く、生産本部長や調達本部長を務めたほか、米国の工場長やインドネシアの総代表も歴任するなど海外経験も豊富。現在は次期の中期経営計画立案を担っている。

大橋社長は、小川氏について「冷静で、ロジカルで、現場主義」と述べ、イノベーションによる変化の激しい今の時代を「リードしていける」人物と評価した。

また大橋社長は、海外売上高比率が85%以上の同社にとって「明らかにアジア、新興国をどう考えるかという時代だ」と指摘。顧客など「海外の人たちとうまくチームワークを作りながらやっていくことが一番大事。(小川氏は)アジアの経験を含め、修羅場をくぐっている」と語り、同氏を新社長に抜擢した理由を説明した。

小川氏は、現在のコマツの課題について「環境変化に柔軟に対応し、安定した収益を確保すること」と述べた。米中貿易摩擦については「直接の影響が少なからずある」と話し、世界80カ所以上の生産拠点で製品を相互に融通し合う「クロスソーシング」を活用しながら「貿易摩擦のリスクを低減させる」と語った。

2013年に就任した大橋社長は、建設機械の販売だけでなく、建設現場に関わるすべてを情報通信技術(ICT)でつなぎ、安全で生産性の高い現場を実現する「スマートコンストラクション」という支援サービスを15年から展開。人口知能(AI)を搭載した無人の建機システムや、米鉱山機械メーカー、ジョイ・グローバル社の約3000億円の買収も手掛けた。大橋氏は「次の発展の種まきの6年間になった」と振り返った。

小川氏は大阪府出身で、1985年に京都大学大学院を修了、同年コマツ入社。2010年に執行役員、18年に取締役専務執行役員。 (白木真紀)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below