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シドニー外為・債券市場=豪ドルとNZドルが上昇一服、経済巡る懸念で

[シドニー 6日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪ドルとニュージーランドドル(NZドル)の上昇が一服。経済を巡る懸念から投機筋が利食い売りを出した。

豪ドルの対米ドル相場は小幅安の0.7190米ドル。オーバーナイトでは18カ月ぶり高値となる0.7241米ドルを付けていた。目先の支持線は0.7187米ドルと0.7173米ドル。

NZドルの対米ドル相場は0.6632米ドル近辺で推移。最近付けた7カ月ぶり高値の0.6716米ドルを下回っている。支持線は0.6590米ドルと0.6575米ドル。

オーストラリアのモリソン首相は記者会見で、ビクトリア州での新たなロックダウン(封鎖措置)により、第3・四半期の同国の国内総生産(GDP)は約100億─120億豪ドル(約2.5%ポイント)押し下げられるとの見通しを示した。

税収が大幅に減少し、追加財政刺激策も必要になるとみられ、すでに高水準となっている政府の借り入れニーズが一段と高まる。

ウエストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏は2020/21年の豪財政赤字について「政府は1850億豪ドルを見込んでいるが、われわれは2400億豪ドルになると予想している」と述べた。

また「21/22年にはさらに1500億豪ドルの赤字を見込んでいる」とし、国内経済および世界経済ともに現在これまでにないほどの先行き不透明感に直面していると指摘。「ウイルス封じ込めに失敗すれば、財政支援策の効果が打ち消される可能性があり、リスクは引き続き下向きだ」とした。

オーストラリア準備銀行(RBA)は国債買い入れを再開しており、6日も5億豪ドル相当を買い入れる。

豪3年債利回りは0.269%と前週の最高水準(0.299%)から低下した。

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