March 6, 2018 / 6:00 AM / 5 months ago

シドニー外為・債券市場=豪ドルは小幅高、米関税導入への懸念が後退

[シドニー/ウェリントン 6日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、オーストラリアドルとニュージーランドドルが対米ドルで小幅上昇。トランプ米大統領が提案した輸入関税が当初懸念されたほど破壊的ではないとの安堵感が出て、リスク許容度が回復した。

豪ドルは0.2%高の1豪ドル=0.7780米ドル。前週に付けた2カ月ぶり安値の0.7713米ドルから反発した。トランプ大統領が示した鉄鋼やアルミニウムの関税案に対する批判が高まったことに支援された。

オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)はこの日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定したが、市場の反応は鈍かった。

ウェストパック銀行の金融市場戦略責任者、ロバート・レニー氏は「今後数年間の豪国内総生産(GDP)予想についての文言を、RBAが『平均して3%より少し上』から『2018年に成長ペースが前年と比べて加速する』へと微調整したのを市場が消化する中で、豪ドルはやや弱含むと予想していた」と話した。

7日に発表される第4・四半期の成長率は前期比約0.6%増が予想されていた。ただ、最近は失望的な経済指標が出ており、アナリストは前期比0.5%程度、前年比2.4%へ鈍化すると見込んでいる。

6日に発表された国内指標の内容はまちまちだった。

1月の小売売上高は前月比0.1%増と、アナリスト予想の0.4%を下回る伸びに。第4・四半期の経常収支は140億豪ドル(108億9000万米ドル)の赤字と、1年以上ぶりの大幅な赤字となった。純輸出のGDP伸び率への寄与度はマイナス0.5%ポイントだった。

半面、同四半期の政府支出は順調に増加した。

NZドルは0.15%高の1NZドル=0.7235米ドル。最近の安値である0.7186NZドルからやや上昇した。

BNZ銀行の市場ストラテジスト、ジェイソン・ウォン氏はリポートで「世界情勢が興味深い動きをみせる中、NZドルは引き続き傍観者となっている。最近6週間程度の相場動向はレンジが明確に定義されていることを示しており、主要な支持線は0.7175米ドル、抵抗線は0.7440米ドルとみられる」と述べた。

豪国債先物は下落。3年物が4ティック安の97.885、10年物は7ティック安の97.2000。

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