May 22, 2019 / 3:53 AM / a month ago

シドニー外為・債券市場=豪ドルは5カ月ぶり安値付近、年内2回の利下げ予想

[シドニー 22日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルは5カ月ぶりの安値付近。市場は年内に2回の利下げがあると予想、来年3度目の利下げがあると予想する声も聞かれる。

豪ドルは1豪ドル=0.6883米ドルと、最近の安値0.6865米ドルをやや上回る水準。今週初めには0.6934米ドルまで値上がりしていた。

市場は、6月4日の中銀理事会での25ベーシスポイント(bp)利下げをほぼ確実視している。利下げは2016年半ば以来となる。

中銀のロウ総裁は21日、6月の理事会で利下げを検討する方針を示した。これを受け、4大銀行すべてが6月の利下げを予想した。

先物市場は6月の利下げの確率を93%と予想。11月までの追加利下げも完全に織り込んでいる。

ノムラのアナリスト、アンドリュー・タイスハースト氏は「年内に計50bpの利下げがあると予想している。2度目の利下げは8月となる可能性がおそらく最も高い」とし、「豪ドル/米ドルは再び下落する公算が最も大きいとみられ、今後数カ月で0.67─0.68米ドル付近に下落するだろう」と述べた。

豪政府債先物は小幅安。依然として歴史的な高値付近で推移している。3年債は1ティック安の98.815、10年債は2.5ティック安の98.3300。

第1・四半期の豪建設支出(実質ベース)は前期比1.9%減だった。

シティのエコノミスト、ジョシュ・ウィリアムズ氏は、建設支出が予想を下回ったことを受けて、国内総生産(GDP)が再び低迷するとの見方が強まったと指摘。第1・四半期のGDPが前年比1.7%増と、昨年第4・四半期の2.3%増から大きく減速すると予想した。

オーストラリアの主要輸出産品である鉄鉱石の価格が値上がりしているが、豪ドルの支援材料とはなっていない。

ニュージーランド(NZ)ドルは、約7カ月ぶり安値の1NZドル=0.6500米ドル。市場では、豪中銀の利下げでNZ中銀にも追加緩和の圧力がかかるとの見方が浮上している。

NZ中銀は今月、2016年11月以来の利下げに踏み切った。

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