July 3, 2018 / 7:05 AM / 13 days ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドルは弱含み、中国資産の下落に懸念

[シドニー/ウェリントン 3日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、オーストラリアドルとニュージーランドドルが弱含み。中国の資産価値下落や世界的な貿易問題の拡大により、輸出依存の高い両通貨は頭が重くなっている。

豪ドルは0.7345米ドルで横ばい。オーバーナイトでは18カ月ぶり安値の0.7311米ドル前後を付けた。

6月は0.03米ドル超下落しており、2016年12月の安値である0.7160米ドルに接近した。これを割り込むと、同5月以来の安値水準となる。

NZドルは0.6698米ドルで推移。次のチャート上の主要なターゲットは0.6576米ドルとみられる。NZドルはすでに、2016年5月以来の安値となる0.6688米ドルを付けた。

米中貿易紛争により中国の経済成長にブレーキがかかるとの懸念から同国資産の価値は下落しており、より流動性の高い豪ドルとNZドルがその代用として売られている。

米国では一連の経済指標が好調な内容となっており、早期の追加利上げが予想される一方、オーストラリア準備銀行(RBA、豪中央銀行)はこの日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定。早期の利上げを示唆することはなかった。

前回の政策理事会後に発表した声明は「為替レートが上昇する場合、経済活動の好転とインフレ率の上昇が現在想定されているペースより緩やかになることが予想される」としていたが、今回はこの部分を削除。「豪ドルはやや下落したが、依然として過去2年間のレンジの範囲内にとどまっている」とし、下落を容認する格好となった。

豪ウェストパック銀行の市場戦略グローバル責任者、ロバート・レニー氏は「RBAは最近の通貨安や、国際貿易政策の方向性に関して懸念が拡大している現状に満足していることを示唆している」と分析。「当社の考える豪ドルのフェアバリューは0.74米ドル近辺で変わっておらず、最近の下落はファンダメンタルズからみて妥当な範囲だ」との見方を示した。

豪国債先物は上昇し、数カ月ぶり高値。3年物が97.955、10年物は1ティック高の97.4050。

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