[シドニー 14日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドル、ニュージーランド(NZ)ドルは、一服商状となっている。投資家は米金融政策の行方や、最近の米国債利回りの上昇が続くかどうかを見極めようとしている。
豪ドルは1豪ドル=0.7750米ドル。オーバーナイトには0.7781米ドルを付けた。今週に入ってからの安値は0.7666米ドル。直近高値(0.7819米ドル)が抵抗線。
NZドルは1NZドル=0.7192米ドル。一時、0.7239米ドル近辺の抵抗線まで上昇した。今週の安値(0.7148米ドル)が支持線。直近高値(0.7314米ドル)が主要抵抗線。
オーバーナイトで米国債利回りは若干低下した。複数の米連邦準備理事会(FRB)当局者が、今年資産買い入れ規模が縮小される可能性が低いことを示唆する発言をしたことが背景。
14日にはパウエルFRB議長が講演が予定されており、注目が集まっている。
豪10年債利回りは、1.043%に低下した。週初には1.118%と、7カ月ぶり高水準を記録していた。
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