June 2, 2020 / 6:22 AM / a month ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル上昇、世界経済への期待で

[シドニー 2日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは数カ月ぶりの高値に上昇。世界経済に対する期待が広がっている。

豪中銀もこの日、政策金利を据え置いた。

豪ドルは1豪ドル=0.6795米ドル。一時5カ月ぶりの高値となる0.6817米ドルまで値上がりした。前日も1.9%上昇。200日移動平均線の0.6658米ドル、3月の高値0.6685米ドルを突破したことでストップロスの買いが入った。

NZドルは1NZドル=0.6285米ドル。一時11週間ぶり高値の0.6306米ドルまで値上がりした。前日は1.4%上昇。経済活動を再開する国が増えたことを受けて、投資家のリスク選好度が高まった。

オーストラリアとNZは、他の海外諸国に比べて新型コロナウイルスの封じ込めで成功を収めており、レストラン、ジム、美術館など、経済活動が着実に再開している。

豪中銀はこの日、オフィシャルキャッシュレートを過去最低の0.25%に据え置くとともに、景気下振れの度合いは、以前の予想よりもやや緩やかな可能性があるとの認識を示した。

豪連邦統計局が発表した第1・四半期の経常収支は、過去最高となる84億豪ドル(57億米ドル)の黒字。政府支出も第1・四半期の成長を押し上げた。ただ、賃金や在庫が低迷している。

第1・四半期の豪国内総生産(GDP)統計は3日に公表される。2011年初め以来のマイナス成長となる0.3%減が見込まれている。

キャピタル・エコノミクスの豪州担当シニアエコノミスト、マーセル・ティエリアント氏は「当社もここ数週間で経済の先行きに楽観的な見方を強めているが、それでも失業率は第3・四半期までに9%近くに達すると予想している」と指摘。

「10年債利回りが引き続き1%付近にあることを考えると、中銀が追加緩和でさらに利回りを下げることが可能だ」とし「当社は8月の理事会で新たな国債買い入れが決まると予想している」と述べた。

3年債利回りは中銀が目標とする0.25%付近。10年債利回りは0.90%前後の狭いレンジ取引となっている。

10年債先物は1ティック下落し99.1050。現時点では債券買い入れの拡大が予想されていないことを示している。

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