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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル上昇、中国GDPで買い

[シドニー 19日 ロイター] - オセアニア外国為替市場で豪ドルは上昇。中国経済の回復継続を示すデータが買い材料になった。ニュージーランド(NZ)ドルも総選挙でのアーダーン首相の圧勝を受けて上昇した。

中国経済との相関性が強い豪ドルは0.2%高の1豪ドル=0.7091米ドル。

この日発表の中国の第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比4.9%増加し、伸び率が前期から加速。月次の経済指標も景気回復の勢いが強まっていることを示した。

NZドルは0.3%高の1NZドル=0.6620米ドル。

アナリストは、アーダーン首相の勝利は事前の世論調査で予想されており、新たな注目政策も発表されていないため、NZドルの反応はやや鈍かったと指摘。

ただ、ウェストパックのストラテジストは「向こう数カ月の見通しはなお良好で、ここ数カ月のレンジの上限である0.6800米ドルに向けて上昇するかもしれない」と指摘した。

豪国債先物は小幅に下落。3年債先物は0.5ティック安の99.83、10年債先物は2.5ティック安の99.25となった。

オーストラリア準備銀行(中銀、RBA)のロウ総裁は先週、豪10年債利回りは「世界のほぼ全ての国」よりも高いと指摘し、利回りを押し下げるために買い入れを増やすべきかどうかについて検討していると明らかにした。

アナリストは、米大統領選と同じ11月3日に開かれる豪中銀の理事会が豪ドルに下押し圧力をかける結果になると見込まれる中、今後数日は慎重な地合いになると予想。中銀は政策金利を0.1%に引き下げ、量的緩和策を拡大すると広く予想されている。

野村のストラテジストは顧客に対し「米選挙を前に短期的な環境に不透明感があり、不安定になる可能性もある」と指摘。「RBAの政策を見通すのは以前より容易になっており、その考え方と政策アプローチが大幅にシフトし、明確にハト派的な方向に傾いていると捉えている」とした。

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