July 31, 2020 / 2:33 AM / 6 days ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル上昇、節目を突破

[シドニー 31日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは上昇。ドルが下落しており、長期的なドル安局面が始まったとの見方が広がっている。

豪ドルは1豪ドル=0.7209ドルに上昇。強固な上値抵抗線だった0.7206ドルを突破し、一時17カ月ぶりの高値となる0.7215ドルまで上昇した。

週間ベースでは1.4%高。今月は4.4%値上がりしている。次の大きなターゲットは0.7296ドル。

NZドルは1NZドル=0.6692ドル。一時7カ月ぶりの高値となる0.6706ドルまで値上がりした。

週間ベースでは0.8%高。今月は3.7%値上がりしている。昨年12月以来の高値0.6755ドルが視野に入っている。

NABのアナリストは、ドルは少なくとも2年続く可能性がある長期的な下落局面に入ったようだと指摘。米国は新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけられておらず、追加の財政・金融政策が必要になるとの見方を示した。

一方の豪ドルは、中国の経済成長の恩恵を受けるとみられている。

中国国家統計局が31日発表した7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.1で、前月の50.9から上昇、3月以来の高水準となった。景況改善・悪化の分岐点の50を5カ月連続で上回った。

為替戦略トップのレイ・アトリル氏は「豪ドルは、リスク選好度の高まりと主要商品価格の値動きを受けて、フェアバリューが上がっている」と指摘。「中期的に重要とみられる実質債券利回りの格差も追い風となっている」と述べた。

NABは豪ドルの12月の予測を2セント引き上げ0.7400ドルとした。2022年半ばの予測は0.7500ドルから0.8000ドルに上方修正した。

NZドルについても、年末予想を0.6800ドルに、2022年半ばの予想を0.7300ドルに上方修正した。

豪債も堅調。今週の30年債入札(150億豪ドル)では海外投資家の旺盛な需要が見られた。国内インフレ率の記録的な低下や米利回りの低下も市場心理を支える要因となっている。

10年債先物は2ティック上昇し99.1450。一時5月下旬以来の高値に値上がりした。

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