March 12, 2018 / 3:37 AM / 6 months ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル上昇、米インフレ懸念が後退

[シドニー/ウェリントン 12日 ロイター] - オセアニア外国為替市場で豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは上昇。米雇用統計を受けて同国のインフレや急な利上げペースを巡る懸念が和らぎ、リスク志向が改善している。

米労働省が9日発表した2月の雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比31万3000人増加し1年7カ月ぶりの大幅な伸びとなった一方、1時間当たりの平均賃金は前年同月比2.6%増と、1月から伸びが鈍化した。

これを受け、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ回数見通しが、現在の3回から4回に増えるとの見方が後退した。

豪ドルの対米ドル相場は0.7867米ドルと、2週間ぶり高値。NZドルの対米ドル相場は0.5%高の0.7318米ドルと、2月26日以来の高値。

市場のムードは9日、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長がトランプ米大統領に会談を要請したことなどを受けて既に改善していた。また、トランプ大統領が鉄鋼・アルミニウムの輸入制限の発動からカナダとメキシコを含む一部の国を対象外としたことにより、貿易戦争に対する懸念が和らいでいた。

AMPキャピタル(シドニー)のチーフエコノミスト、シェーン・オリバー氏は「少なくとも現時点では、米国はゴルディロックス(適温)環境に戻った。関税はそれほど厳しくなく、金正恩氏とトランプ大統領は会談する」と述べた。

オーストラリアでは、オーストラリア準備銀行(中央銀行)のデベル副総裁の講演が16日に予定されており、市場は取引の手掛かりを求めるとみられる。NZでは15日に2017年第4・四半期国内総生産(GDP)統計が発表される予定。

豪国債先物は下落。3年物が2.5ティック安の97.855、10年物は3.5ティック安の97.1925。

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