April 16, 2019 / 4:21 AM / 3 months ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル下落、利下げリスクを意識

[シドニー/ウェリントン 16日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは下落。利下げリスクが意識され、債券利回りが低下している。

豪ドルは0.4%安の1豪ドル=0.7146米ドル。先週末は中国の好調な指標を受けて6週間ぶり高値の0.7193米ドルまで上昇していた。

NZドルは1NZドル=0.6752米ドル。前日は0.6782米ドルまで上昇した。チャート上の支持線は0.6714/20米ドル。

オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が公表した4月理事会の議事要旨では、インフレ率が低水準にとどまり失業率が上昇し続けた場合には利下げが「適切に」なるものの、金利を目先変更する強い根拠ない、との見方が示された。

中銀は4月の理事会で、家計債務が高水準で不動産価格が下落していることを踏まえると、金利のさらなる引き下げが経済にもたらす効果はこれまでよりも小さいと認識。それでも、利下げにより、為替レートの下落と借り入れ金利低下による景気下支え効果が期待でき、他の支出のための資金が確保できるとの見方を示した。

中銀は、短期的に金利引き上げが必要になるシナリオの可能性は低いとの認識で一致したとし、先月よりもハト派的な姿勢を示した。前月は、金利上昇と低下のリスクは以前よりも均衡しているとの見方を示していた。

RBCキャピタル・マーケッツの豪債券戦略担当トップ、スリン・オン氏は「RBAの利下げを引き起こす失業率の水準は5.25─5.5%だろう」と述べた。

2月の失業率は4.9%と8年ぶりの低水準となったが、3月の失業率の予想中央値は5.0%。発表は18日で、市場の注目が集まる見通し。

先物市場は10月までの25ベーシスポイント(bp)利下げを完全に織り込んでいる。7月の利下げの確率は五分五分となっている。

豪政府債先物は上昇。3年債は3ティック高の98.575、10年債は2.5ティック高の98.0650。

ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)のオア総裁は16日、政策金利の緩和的バイアスは当面続くとの見通しを示し、中銀が最近ハト派的な姿勢に転じたのは国際経済の状況が背景にあると説明した。ロイターのインタビューで述べた。

NZドル相場については「喜ばしい」水準の付近にあると述べ、現在の為替相場に懸念を抱いていないことを示唆した。

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