March 20, 2019 / 3:25 AM / in a month

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル下落、国債利回り急低下で

[シドニー 20日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルがともに下落した。両国で数カ月内に利下げが必要になるとの観測を背景に国債利回りが急低下を続けたことが通貨を圧迫した。

米連邦準備理事会(FRB)は20日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)でハト派的姿勢を打ち出すと見込まれているが、これよりも国債利回りの低下が材料視された。

豪3年債利回りは月初から23ベーシスポイント(bp)低下しており、この日は1.485%と、2016年終盤以来初めて政策金利の水準である1.5%を割り込んだ。

豪債券先物の10年物は98.0700と、過去最高水準の98.2000に近づいた。ここ2週間程度で29ティック急上昇している。

豪先物市場が織り込む金融緩和の確率は急速に高まっている。住宅価格の下落が消費支出を圧迫していることが一因。

21日には2月の豪雇用統計の発表が予定されている。

CBAの上級通貨ストラテジスト、ジョセフ・カプルソ氏は「2018年下期に豪経済が急減速したたため、雇用状況が予想を下回るリスクがある」と指摘。「失業率に上昇の兆しが出ればオーストラリア準備銀行(RBA)は警戒を強め、豪ドルの重しになるだろう」と述べた。

豪ドルは雇用統計を控えた投機筋の売りで、0.3%安の1豪ドル=0.7065米ドルとなった。

NZドルも弱含み、1NZドル=0.6830米ドル。

21日にはニュージーランドの第4・四半期国内総生産(GDP)の発表も予定されている。予想外の下振れとなった場合は国債利回りへの下押し圧力がさらに強まることになる。短期債の利回りは既に過去最低水準で推移している。

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