for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル下落、成長懸念で債券上昇

[シドニー 9日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが下落。各国市場でリスク回避の動きが広がっているほか、シドニーで新型コロナウイルス対策の規制が強化された。

国内外の景気見通しを巡る懸念を背景に、債券利回りは2月以来の水準に低下。イールドカーブがフラット化し、投資家がインフレ高進より成長鈍化を強く懸念していることを示した。

NABのシニア外為ストラテジスト、ロドリゴ・カトリル氏は「一つの要因をきっかけに投資家心理が変化したのではなく、一連の出来事が重なって慎重な姿勢にUターンしたようだ」と述べた。また「新型コロナのデルタ株の急速な拡大を受け、世界経済の回復が腰折れするとの懸念も高まっている」とした。

豪ドルは一時、7カ月ぶり安値となる0.7410米ドルを付けた。直近は0.7412米ドルで、今週に入って1.5%下落している。

NZドルも一時、6月の安値水準(0.6923米ドル)まで下げ、直近では0.6925米ドル。週間では1.2%安となっている。

CBAの国際経済責任者、ジョセフ・カプルソ氏は「世界景気回復の再評価が長引くほど、豪ドルとNZドルは弱くなる」と指摘。その上で「今年いっぱい軟調が続く見通しだ。豪ドルは0.7200米ドル、NZドルは0.6650米ドルが底になると予想しているが、これをやや下回るリスクもある」と述べた。

シドニーのロックダウン(都市封鎖)は予定されている3週間からさらに延長される可能性があり、市場では早期の金融引き締め観測を再考する動きも出ている。

豪10年債利回りは一時、2月以来の水準まで低下。直近は1.33%と、今週に入って11ベーシスポイント(bp)下げている。

※原文記事など関連情報やアプリは画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up