October 15, 2019 / 3:24 AM / a month ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル伸び悩む、豪中銀は追加利下げ示唆

[シドニー 15日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは伸び悩む展開。米中通商協議に進展があったのか疑問視する見方が出ている。豪準備銀行(中央銀行、RBA)は議事要旨で追加利下げを検討する用意があることを明らかにした。

豪ドルは0.6785米ドルに小幅上昇。ただ先週の安値0.6710米ドルと先週末の高値0.6810米ドルの間でレンジ取引となっている。

先週末は通商交渉を巡る楽観ムードが一時高まったが、その後、中国政府は、合意内容や実際に合意が成立したのかについて言及を控えており、市場では慎重なムードが強まっている。

ムニューシン米財務長官は、12月15日に発動が予定されている対中追加関税について、その時までに中国と通商合意に達しなければ、課される可能性はあるが、合意成立を期待していると述べた。

議事要旨によると、豪中銀は利下げを実施しない根拠についても幅広く議論したが、世界経済見通しの弱さや、抑制された国内インフレ、労働市場のかなりの余剰能力などが利下げの決め手になった。

先物市場が織り込む11月の追加利下げの確率は34%、12月は76%。

CBAのエコノミスト、ベリンダ・アレン氏は「金利変更のタイミングでは、引き続き労働市場の統計がカギを握る」とし「次の金利変更は来年2月が望ましいと考えられるが、失業率は中銀の完全雇用の目標からさらに遠ざかっており、年内の追加利下げの可能性もある」と述べた。

17日には豪雇用統計が発表となる。雇用は健全なペースで拡大しているが、失業率は1年ぶり高水準の5.3%で高止まりすると予想されている。

豪債券先物3年物は1ティック上昇の99.325、10年物は2ティック上昇の98.9750。

NZドルは小幅上昇し、1NZドル=0.6307米ドル。下値支持線の0.6277米ドルと上値抵抗線の0.6354米ドル付近の間でレンジ取引となっている。

市場は、16日発表のNZの第3・四半期の消費者物価指数(CPI)統計に注目している。市場予想は前年比1.4%上昇。前四半期は同1.7%上昇だった。

キウィバンクのチーフエコノミスト、ジャロッド・カー氏は「インフレ統計では、今後の見通しが重要になる。企業信頼感は予想を下回っており、成長とインフレの見通しは低迷しているようだ」と指摘。

同氏は政策金利が11月に25ベーシスポイント(bp)引き下げられ0.75%になると予想。来年初めには0.5%に引き下げられ、利下げ打ち止めになるとの見方を示した。

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