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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル堅調、米中の強い指標を好感

[シドニー 6日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは対米ドルで堅調に推移。米中の強い経済指標が好感されたほか、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が豪経済について楽観的見通しを示したことが材料視された。

豪ドル/米ドルは0.7640米ドルと、先週付けた3カ月ぶりの安値(0.7533米ドル)を大きく上回って推移。上値抵抗線の0.7664米ドルを突破すれば上昇が続くとみられる一方、弱気筋は200日移動平均の0.7396を割り込むかどうかに注目している。

NZドル/米ドルは0.7050米ドルと、最近付けた4カ月ぶり安値(0.6944米ドル)から切り上がってきた。上値抵抗線は0.7095/7100米ドル近辺。

米供給管理協会(ISM)が発表した3月の非製造業総合指数(NMI)、財新/マークイットが発表した3月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)はともに好調な内容となり、心理改善につながった。

ニュージーランドとオーストラリアが隔離措置なしに相互の往来を認める「トラベルバブル」の開始で合意したことも好材料。

豪中銀は一方、市場の予想通り、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の0.10%に据え置くとともに、少なくとも2024年まで超緩和的な政策を維持する方針を改めて示した。

中銀はまた、豪経済は想定よりかなり速いペースで回復しているとして楽観的見通しを示した。ただ、住宅価格の高騰については懸念を強めていることが明らかになった。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ベン・ウディ氏は「労働市場は改善しているが中銀は満足してはいない」と指摘。2月に発表した債券買い入れ第2弾は8月末までに一巡するため、6月に第3弾を発表し、買い入れ総額を3000億豪ドルに引き上げるとの予想を維持すると述べた。

豪3年債利回りは0.11%と、中銀の目標(0.1%)近くにとどまっている。10年債利回りは1.717%と、先週付けた1.83%から低下したが、過去1カ月程度のレンジ(1.65/1.87%)内に収まっている。

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