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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル大幅安、中国指標を嫌気

[シドニー 16日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは大幅安。中国の経済指標が非常に弱い内容となり、世界的な景気後退懸念が浮上、リスク資産やコモディティーが売られている。

中国国家統計局が16日発表した4月の小売売上高は前年比11.1%減少。予想の6.1%減を下回った。4月の鉱工業生産は前年比2.9%減。

豪ドルは0.6%安の1豪ドル=0.6896米ドル。この日の高値0.6960米ドルから押し戻され、先週末の上昇分の多くを削った。先週の2年ぶり安値0.6829米ドルとテクニカル指標の弱気ターゲットである0.6777米ドルを試す可能性がある。

NZドルは0.7%安の1NZドル=0.6240米ドル。先週末は0.6290米ドルまで上昇した。チャート上の支持線は最近の安値0.6219米ドルと心理的な節目0.6000米ドル。

中国の景気減速は、利上げを検討する豪準備銀行(RBA)の懸念材料となる見通し。現行の政策金利は0.35%。市場は0.60%への利上げを依然織り込んでいるが、40ベーシスポイント(bp)や50bpの利上げ観測は後退。年末の金利予想は3.0%ではなく、2.75%前後となっている。

17日発表のRBA理事会議事要旨が利上げペースを探る手掛かりとなる可能性がある。

18日には第1・四半期の賃金統計が発表される。前年比2.5%前後と7年ぶりの高い伸びが予想されている。19日には5月の雇用統計が発表予定。失業率は1970年代初め以降初めて4.0%を下回る見通し。

NABのアナリストは「賃金が上振れすれば、6月の40─50bpの大幅利上げのリスクが高まる」と指摘した。

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