October 12, 2018 / 4:47 AM / 6 days ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル底堅い、中国指標など好感

[シドニー 12日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは堅調。貿易摩擦にもかかわらず、中国の指標が予想を上回ったことや、株式市場が落ち着きを取り戻していることを受けて、全般的にリスク志向が高まっている。

豪ドルは1豪ドル=0.7122米ドル付近。前日の海外市場で1%値上がりした。週間ベースでも1%の上昇を維持している。数日前には32カ月ぶりの安値となる0.7041米ドルまで下落していた。

リトレースメントのターゲットは0.7176米ドルだが、0.7130/40米ドルが強固な上値抵抗線となっている。

中国税関総署が12日発表した9月の貿易統計によると、輸出は前年同月比14.5%増と予想を上回った。輸入も前年比14.3%増と力強い伸びを示した。

米中貿易摩擦にもかかわらず、中国経済が底堅いことが示され、中国にコモディティーを輸出する豪州経済には好材料となった。

ウェストパックのシニア為替アナリスト、ショーン・キャロー氏は「商品価格は豪ドル/米ドルの上昇を示唆している。中国メディアでは、米国の関税に苦しむ輸出業者を支援するため、財政刺激策を求める声が強まっている」と指摘。

ただ「株価が不安定な状況が続けば、豪ドルが0.72米ドル台を回復するのは難しいかもしれない」と述べた。

トランプ米大統領は11月末にアルゼンチンで開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席する際、中国の習近平国家主席と会談する可能性がある。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が11日、米中両国の当局者の話として報じた。

また、米財務省スタッフはムニューシン財務長官に対し、中国は為替操作をしていないとの見解を伝えた。ブルームバーグが関係筋2人の話として報じた。トランプ政権は半年に1度の外国為替報告書の公表を準備している。

豪準備銀行(RBA、中央銀行)は12日、金融安定報告を公表し、世界的な景気悪化をもたらしかねない「一連の要因」を警告。中国経済の鈍化リスク、米中貿易戦争、世界的な市場のボラティリティー上昇、対外債務の多い新興国の間の連鎖などを挙げた。

中銀は、経済は全般的には上向いているとしつつ、住宅市場の鈍化に伴うリスクを強調した。

NZドルは1NZドル=0.6517米ドル付近。週間ベースで1.2%上昇し、最近付けた安値の0.6433米ドルから大幅に上昇している。ただ0.6540米ドル、0.6576米ドル付近に多数の抵抗線がある。

豪政府債価格は下落。3年債は2ティック安の97.870、10年債は1ティック安の97.2450。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below