July 19, 2019 / 2:14 AM / a month ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル数カ月ぶり高値、米利下げ観測の高まりで

[シドニー 19日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では豪ドルとニュージーランドドル(NZドル)が数カ月ぶりの高値に上昇。米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言を受けて積極的な米利上げの観測が高まった。

豪ドルは0.7073米ドルまで上昇し、4月下旬以来の高値を付けた。前日には0.9%上昇し、複数回にわたってトライに失敗していた0.7050米ドル近辺の強力な抵抗線をようやく突破した。次の目標は200日移動平均線(0.7090米ドル)となる。

NZドルは0.6789米ドルと4月上旬以来の高値を付けた。直近は0.6782米ドル近辺。前日には0.7%上昇していた。次の目標は0.6837米ドル。

米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は18日、金利がゼロ近辺にある場合でも低インフレに対応するため早期に刺激策を打つ必要があるとし、景気が悪化するまで待つべきではないという認識を示した。

同総裁の発言が7月末の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測の高まりにつながったとみられ、豪ドルとNZドルは上昇した。

その後、ニューヨーク連銀が総裁の発言は学術的な内容だとし、7月30─31日のFOMCで取る可能性のある「政策行動に関するものではない」と説明したことで、市場の利下げ観測はやや落ち着いた。

それでも金利先物市場では、数週間前までほぼゼロだった今月の50ベーシスポイント(bp)の米利下げ確率が44%織り込まれている。

一方、すでに6月と7月に利下げを実施したオーストラリア準備銀行(RBA)は当面、政策金利を据え置く見通し。先物市場はRBAが11月に0.75%への利下げを実施する確率を約84%織り込んでいるが、FRBはそれまでに2回利下げしている可能性がある。

こうした見通しは豪ドルとNZドルの下支えとなり、皮肉にも両国中銀に単に通貨の上昇を抑えるための利下げを実施するよう迫っている。

豪国債市場は追加緩和を織り込んでおり、3年債利回りは今週7bp低下し、0.933%となっている。

豪10年債先物は今週10bp上昇し、98.6600。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below