February 28, 2020 / 2:50 AM / a month ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル、週間で下落の見通し

[シドニー 28日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが今週も下落して終了する見通し。世界経済の減速懸念で利下げ観測が高まる中、債券利回りは過去最低を記録した。

一方、米国がオーストラリアよりも踏み込んだ緩和策を講じるとの見方が豪ドルをある程度下支えしている。

豪ドルは1豪ドル=0.6570米ドルと、26日に付けた11年ぶり安値の0.6542米ドルからやや持ち直している。ただ、週初からは0.8%下落。週間ベースでは過去9週間で8週下落している。

豪ドルはユーロに対しても軟調。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、新型コロナウイルスの感染拡大により現時点ではまだ経済に長期的な影響は及んでいないとの考えを示した。 これを受け、ユーロ/豪ドルは1.6760豪ドルと、7カ月ぶり高値を付けた。

NZドル/米ドルは0.6296米ドルで、今週に入り0.8%下落。ただ、4カ月ぶり安値の0.6284米ドルからは持ち直している。

豪ドルとNZドルはともに、新型ウイルスの感染拡大が世界経済に大きな影響を及ぼすとの懸念から下落している。資源輸出や観光への依存度が高い国は、世界経済減速の打撃を受けやすい。

オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)はほんの数週間前に、新型ウイルスの影響は一時的で、経済成長は今年加速するとの見方を示している。そのため、中銀が急に方向転換して、次回3月3日の理事会で現行0.75%の金利を引き下げるとの見方はさほど広がっていない。

市場が織り込む来週の利下げ確率は14%にとどまっている。4月の利下げ確率は50%、5月は82%となっている。年内の0.25%への追加利下げの確率は五分五分となっている。

一方、米連邦準備理事会(FRB)が3月に利下げするとの見方は96%織り込まれている。1週間前は9%だった。

金融緩和観測を背景に豪10年債利回りは過去最低の0.838%を付けた。

豪国債先物は、3年物が1.5ティック上昇し99.455。オーバーナイトには過去最高の99.495を付けた。10年物は99.1400。一時、99.1850まで上昇した。

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