November 1, 2019 / 3:26 AM / 15 days ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル、週間で大幅高

[シドニー 1日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは、週間ベースで大幅高。米中通商交渉に対する懸念が浮上しているが、中国の製造業指標が好調だったことが好感されている。

財新/マークイットが発表した10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は、約2年半ぶりの高水準となった。新規輸出受注や生産が伸びた。

豪ドルは1豪ドル=0.6905米ドルに小幅上昇。前日記録した3カ月ぶり高値0.6929米ドルは下回っている。今週は1.2%上昇。今週の安値0.6811米ドルを大幅に上回っている。下値支持線は0.6883米ドル。

NZドルは1NZドル=0.6432米ドルに上昇。最近の安値0.6335米ドルから値上がりしている。今週の上昇率は1.3%。強固な上値抵抗線である10月の高値0.6435米ドルを試す展開となっている。

前日の海外市場では、中国がトランプ米大統領と長期的で包括的な通商合意を結べるのか疑問視しているとのブルームバーグの報道を受けて、豪ドルとNZドルが下落したが、その後トランプ大統領は「第一段階」の貿易協定の署名に向け、米中が新たな開催地を近く公表すると表明した。

こうした不透明感を背景に、将来の豪利下げの確率は若干上昇したが、11月5日の中銀理事会では利下げが見送られるとみられている。

12月の利下げの確率も24%、来年2月までの利下げの確率は48%となっている。

不動産コンサルタント会社コアロジックが1日に発表した10月の豪住宅価格指数は前月比1.2%上昇し、2015年5月以来の大幅な伸びを記録した。

主要都市の価格は1.4%上昇し、メルボルンは2.3%の上昇と、2009年以来の大幅な伸びを記録した。シドニーでは1.7%上昇した。

ただHSBCの豪州担当チーフエコノミスト、ポール・ブロクハン氏は「(住宅価格の上昇で)個人消費が拡大している兆候はあまりみられない」とし「今後カギを握るのは雇用市場だ」と指摘した。

基本シナリオでは失業率は今後小幅に上昇する可能性があり、来年第1・四半期に追加利下げがある見込みという。

貿易摩擦に対する懸念を背景に豪債先物は上昇。3年物は2ティック高の99.215。10年物は3ティック上昇の98.8900。

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