November 19, 2019 / 2:46 AM / 19 days ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル下落、中銀議事要旨を材料視

[シドニー 19日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルは下落。豪中銀が11月の理事会で利下げを検討していたことが議事要旨で明らかになり、中銀が予想以上にハト派的だとの見方が広がった。

豪ドルは0.3%安の1豪ドル=0.6787米ドル。下値支持線となっている先週の安値0.6670米ドルに向けて下落している。

ニュージーランド(NZ)ドルも1NZドル=0.6386米ドルに小幅下落。ただ対豪ドルでは値上がりしている。

豪中銀は19日、11月理事会の議事要旨を公表。これによると、11月理事会では、今年4度目となる利下げも検討したが、過去3回の利下げの効果を見極めることで一致した。

CBAのシニアエコノミスト、ガレス・エアード氏は「この新しい情報とそれが議事要旨に盛り込まれたという点は、中銀がハト派に傾いていることを示している」とし「金利据え置きの決定は、軽々しく下されたものではなかったようだ」と述べた。

議事要旨によると、中銀は、追加利下げが預金者や信頼感に悪影響を与えるリスクなどを考慮して政策金利の据え置きを決めた。

エアード氏はこの点について「12月の追加利下げの可能性が低いことを意味する」と分析。「だが、来年初めまでに完全雇用の達成に向けた大きな進展が見られるとは思えない。来年2月の追加利下げを予想する」と述べた。

先物市場では12月の利下げの確率が30%前後に小幅上昇。来年2月の利下げの確率は72%となっている。

今回の議事要旨を受けて、今月26日に予定されているロウ中銀総裁の講演への注目度が高まるとみられる。講演のタイトルは「非伝統的な金融政策、海外の教訓」。

アナリストは、中銀が政策金利を0.5%未満には引き下げたくないとの見方で総じて一致。資産買い入れや金融機関への超低利融資など他の措置に依存する必要が生じるとみられている。

議事要旨を受けて、豪3年債利回りは3週間ぶり低水準の0.70%に低下。3年債先物は4ティック上昇し99.280、10年債先物4.5ティック高の98.8750。

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