February 28, 2019 / 4:16 AM / 5 months ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル伸び悩む、中国PMIなど嫌気

[シドニー 28日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルは伸び悩む展開。豪民間設備投資は予想を上回ったが、中国の2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったことが背景。

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が、米中の通商問題は非常に深刻で、中国が米国製品の購入を増やすだけでは不十分との認識を示したことも嫌気されている。

豪ドルは1豪ドル=0.7142米ドルに下落。前日の海外市場で0.7200米ドル付近の上値抵抗線を突破できなかった。下値支持線は0.7130米ドルをやや下回る水準。主要な下値支持線は0.7070米ドル。

ニュージーランド(NZ)ドルも伸び悩む展開。前日の高値1NZドル=0.6902米ドルから0.6839米ドルに下落した。下値支持線は0.6825─0.6758米ドル付近。

豪ドル・NZドルとも、中国のPMI統計発表後に下落した。

中国国家統計局が発表した2月の中国製造業PMIは3年ぶりの低水準となり、業況改善・悪化の分かれ目となる50を3カ月連続で下回った。同時に発表された2月の非製造業PMIも小幅に低下した。

豪連邦統計局が発表した第4・四半期の民間新規設備投資(季節調整済み)は前期比2.0%増。伸び率は予想を大幅に上回り、3年ぶりの大幅な増加となった。企業は将来の投資にも前向きで、鉱山部門が2013年以降で初めて年間ベースの投資拡大を予想した。

RBCキャピタル・マーケッツの豪債券戦略担当ヘッド、Su-Lin Ong氏は「国内外の不透明感が強まっていることを踏まえると、設備投資の拡大が緩やかに続いていることは心強い」と指摘。「公共支出や純輸出とともに、成長に大きく寄与するだろう。現在、家計消費の鈍化が進んでいるとみられるが、その影響を相殺する助けになる」と述べた。

一方、ANZバンクの調査によると、NZ企業は先行きに慎重な見方を示している。今後1年間で国内経済が悪化するとの回答はネットで30.9%。昨年12月の前回調査ではネットで24.1%だった。

NZの乳製品大手フォンテラは通期の業績予想を引き下げる一方、18/19年度の生産者乳価見通しを引き上げた。

豪債先物は下落。3年債は0.5ティック安の98.355、10年債は3.5ティック安の97.8950。

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