August 15, 2019 / 3:32 AM / 7 days ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル伸び悩む、国内指標は支援要因

[シドニー 15日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルは伸び悩む展開。オーストラリアの7月の雇用統計は、就業者数の伸びが予想を上回り、来月の豪利下げリスクは低下したが、世界経済に対する懸念が重しとなっている。

豪ドルは雇用統計を受けて、朝方の安値1豪ドル=0.6747米ドルから0.6780米ドルに小幅上昇。ただ、前日の海外市場では0.7%下落し、前日の高値0.6809米ドルを下回っている。

ニュージーランド(NZ)ドルは1NZドル=0.6439米ドル。前日の海外市場では0.3%下落し、0.6422米ドルまで値下がりした。

市場では、米国債利回りの低下を受けて、米国・世界の景気後退に対する懸念が強まっており、豪ドルとNZドルを圧迫する要因となっている。

7月の就業者数は前月比4万1100人増となり、予想の1万4000人を大きく上回り増えた。フルタイム就業者数は3万4500人増加した。

これを受けて先物市場が予想する9月の豪利下げの確率は38%から18%に低下した。

ただ、求職者の増加を背景に失業率は5.2%と、依然高水準。賃金の伸びとインフレ率は低迷が続くとみられている。

BISオックスフォード・エコノミクスのチーフエコノミスト、サラ・ハンター氏は「市場の余剰能力は以前考えられていたよりもはるかに多い」とし「ここ2年間は、企業の求人が大きく伸びても、労働力の供給で容易に対応できている。労働力全般が不足する兆しはまだない」と述べた。

同氏は第4・四半期の追加利下げを引き続き予想すると述べた。

先物市場は10月の25ベーシスポイント(bp)利下げの確率を84%と予想。11月までの利下げは100%以上織り込まれている。

豪中銀のデベル副総裁は15日、米中の通商摩擦が世界的に企業の投資決定を先送りさせており、経済活動を阻害しているほか、自己実現的な世界景気悪化のリスクになっていると警告した。

豪10年債利回りは0.88%と、歴史的な低水準。過去1カ月で60bp急低下している。

NZの10年債利回りも1.033%と、記録的な低水準。過去1カ月で65bp低下している。

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