October 18, 2019 / 3:24 AM / in a month

シドニー外為・債券市場=豪ドル大幅高、利下げ観測後退 中国統計に安心感

[シドニー 18日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルは4週間ぶりの高値に上昇。目先の利下げ観測が後退した。

この日発表となった中国の第3・四半期の国内総生産(GDP)は伸びが鈍化したが、9月の指標には一定の底堅さが見られた。

豪ドルは1豪ドル=0.6835米ドルに上昇。前日だけで1%近く値上がりした。重要な上値抵抗線の0.6810米ドルを上抜けたことを受けて、相次いでショートカバーが入った。

ニュージーランド(NZ)ドルは5週間ぶり高値の1NZドル=0.6376米ドル。前日の海外市場で0.9%値上がりした。

オーストラリアでは、前日発表の雇用統計で失業率が予想外に改善し、豪中銀の早期の追加利下げ観測が後退した。

その後、豪中銀のロウ総裁がワシントンの会合で、利下げが経済の改善に寄与しつつあり、マイナス金利が必要になる可能性は極めて低いと発言したことも、豪ドルの支援材料となった。

先物市場では、11月の利下げ確率が1週間前の34%から14%に低下。12月の利下げ確率も80%超から52%に低下した。

ただ来年3月までの25ベーシスポイント(bp)利下げは、ほぼ完全に織り込まれている。

3年債先物は1.5ティック低下し99.250と、約1カ月ぶりの安値。最近記録した過去最高値の99.460から低下している。

10年債先物は1ティック低下し98.8850。最近の高値は99.1550。

中国の第3・四半期のGDPは前年比6.0%増と、アナリスト予想の6.1%増を下回ったが、市場の反応は薄い。9月の鉱工業生産は前年比5.8%増、小売売上高は前年比7.8%増と、景気刺激策が一定の効果を発揮していることが浮き彫りとなった。

TDセキュリティーズの新興市場担当シニアストラテジスト、ミタル・コテチャ氏は「(GDP伸び率は)6%を下回るとの懸念が出ていたが、そうはならなかった。心理的な面で言えば、鉱工業生産が注目される。製造業に一筋の希望の光が見えてきた。通商交渉が進展するとの期待が一段の助けになるだろう」と述べた。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below