May 7, 2020 / 7:05 AM / 3 months ago

シドニー外為・債券市場=豪ドル小幅上昇、過去最高の貿易黒字が支援 NZドルも小幅高

[シドニー 7日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪ドルが小幅上昇。金や鉄鉱石の輸出急増により3月の豪貿易黒字が過去最高の106億豪ドルだったことが支援材料。今年第1・四半期の貿易黒字は前期比41%増の190億豪ドルとなった。ただ、中国の消費低迷への懸念から上値は限られている。

直近の豪ドルは0.2%高の1豪ドル=0.6419米ドル。今週に入って0.6373米ドル━0.6476米ドルの狭いレンジ内での取引が続いている。

シティのエコノミスト、ジョシュ・ウィリアムソン氏はノートで「貿易収支は第1・四半期の国内総生産(GDP)に大きく寄与する」と指摘。「重要なのは純輸出がGDPを0.3%ポイント押し上げる公算が大きいということだ」と語った。同氏は当初、0.4%のマイナス寄与になると予想していた。

これによりシティは、第1・四半期のGDP予想をマイナス1.2%からマイナス0.5%に上方修正するという。

ニュージーランドドルは0.1%高の1NZドル=0.6016米ドル。0.5995━0.6076米ドルの狭いレンジ取引となっている。

ただ、豪ドル、NZドルともに、4月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が景況拡大と悪化の分かれ目となる50を3カ月連続で下回ったことが先行きの見通しを曇らせている。

4月の中国ドル建て輸入が前年比14.2%急減したことも、同国の消費低迷への懸念につながっている。

リスク回避の動きが強まる中でも、豪ドルとNZドルはここ数週間、比較的堅調な値動きを見せていた。

ANZバンキング・グループのアナリストらは、両国の新型コロナウイルスの感染対策が奏功し、感染者数や致死率を比較的低水準に抑えられたことが豪ドル、NZドルの底堅さの背景にあると指摘している。

豪ドルは4月に6%以上、NZドルは2.7%上昇した。

豪国債先物はまちまち。3年債先物は0.5ティック上昇の99.75。10年債先物は2ティック低下の99.07。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below